◆Q&A (1) Q. 自分達の扱っている製品を売り込むためのツールではないのですか? A. 現在のAdaptiveに機能があるかどうかではなく、管理会計を仕組化するのに必要な要素を網羅することに注力して開発したツールとなっております。アメリカには、Gartner Peer InsightsというIT製品を既に利用しているユーザーの方の口コミサイトが広く浸透しており、IT製品を新たに導入する方が参考にするサイトとしてよく利用されております。そういった実際にIT製品を使っているユーザーによる評価サイトがあるうえで、顧客の成長に貢献せず、顧客に「歪み」のあるマーケティングをしていることはかえってマイナスに働くことを、Adaptiveの創業者、CRO(最高売上責任者)自身が知っております。 したがって、現在のAdaptiveに機能があるかどうかではなく、純粋に管理会計に役立つツールを作ることを意識して開発しております。
(2) Q. なぜ無料で公開するのですか? A. 我々が管理会計のビジョンを見せる必要があると考えているためです。 アメリカでシェアの高い、ある有名なカメラメーカーのマーケティングでは、カメラ自体を売り込むのではなく、世の中にある素晴らしい風景(ビジョン)をユーザーに訴えています。世の中にはこんなに素晴らしい世界があるんだ、と。 そして彼らは、その素晴らしい世界観を最も綺麗に写せるのが、自分達のカメラだ、と間接的にアピールしているのです。我々も、製品の認知を広げる手段として、まず管理会計でどんな状態が理想なのか、というビジョンや、そこに行くまでに必要なステップをマーケットリーダーとして具体的に示す必要があると考えました。 さらに、CFO経験者である創業者が開発した今回の「管理会計の高度化ツール」を公開し、登録者が増えれば増えるほど管理会計の発展に関する知見がたまっていきますので、そこから得られたノウハウを弊社の提供するソフトウェアに適用していき、理想とする管理会計を行うために弊社が提供するソリューションが最もふさわしいことを今後もアピールしていきたいと思い、あえて一般公開に踏み切りました。成長意欲が高く、情報感度の高いファイナンス関係の方々に、今後もより有益なコンテンツを情報発信していく予定です。
(3) Q. 大企業が使うツールは、うちの会社には関係ありません A. 現在では、5000社の既存のお客様のうち25%の企業が、従業員3,000名を超えるエンタープライズ企業という割合になっておりますが、Adaptiveは「企業規模に応じた価格体系」を現在採用しており、社員数が100名未満の日本の企業にも現在もご利用いただいております。