■Yuki Yamamoto 山本 雄基 1981年北海道帯広市生まれ。2007年北海道教育大学大学院修了。2012年〜13年札幌市の助成を受けベルリンに滞在。現在札幌市在住。重層的な透明層の中に様々な円を交錯させた作品を制作。層の厚みによる空間と絵画の持つ錯視的な空間の混合、色彩の円とくり抜かれた円の交わりなどの要素から、対立的な物事のあいだについて、絵画を通して思考している。主な展覧会に、PLACE OF HELLO(Mikiko Sato Gallery/2020年)、作品展(板室温泉大黒屋/2018年)、Sighting(ギャラリー門馬/2017年)、VOCA展2014(上野の森美術館/2014年)、道東アートファイル2013(北海道立帯広美術館/2013年)など。第30回ホルベインスカラシップ奨学生(2015年)、第5回大黒屋現代アート公募展 大賞受賞(板室温泉大黒屋/2010年)。2017年よりnaebono art studio共同運営。
■Ai Makita 牧田 愛 東京とニューヨークで活動し、機械や金属類、プラスティックなどの人工物をモチーフに描く画家。無機的なモチーフで有機的なイメージを創造し、人工と自然、二次元と三次元の境界はどこにあるかなどをテーマに描き続ける。2013年に東京藝術大学で修士号を取得し、卒業制作は大学美術館の買い上げとなる。近年、ニューヨークのレジデンスプログラムに参加し、滞在期間中に在ニューヨーク日本国総領事館での展覧会の参加アーティストに選ばれ、2ヶ月のあいだ作品を展示。 テラダ・アート・アウォード(東京)、岡本太郎現代芸術賞(川崎)、ポーラ美術振興財団助成(東京)、ART CAKE(ニューヨーク)、Varda Artist in Residency(サウサリート)など、数々の受賞、助成、レジデンスへの参加の機会を得ている。