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プロヴァンスワイン委員会は、2020年12月15日よりスタートした料理レシピ動画サービス「クラシル」で展開中の『テイスト・フランス』プロジェクトのパートナーとして、お料理にあうプロヴァンス・ロゼワインの楽しみ方を紹介しています。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/240001/LL_img_240001_1.jpg
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■プロヴァンス・ロゼワインについて
今日、フランスに限らず世界的に「意識的に消費すること」が行われています。その製品がどこから来たのか、どうやって作られたのか、買う前に考えるのです。自身の健康を考えた時も同じことで、健康面だけでなく、次世代へのよりよい未来のためにエシカルで地球にやさしい製品を選ぶのです。

プロヴァンス・ロゼワインの生産者は特に、地球環境を考慮したワイン作りのプロセスの改善に日々余念がありません。そのひとつとして、より広域のぶどう畑を有機栽培しています。EUの有機認証機関である「ユーロリーフ」、フランス政府が制定したオーガニック認定組織「AB」などがワインの世界ではよく知られていますが、2019年はプロヴァンスにあるぶどう畑約27,464ヘクタールのうち19%以上がすでにこのどちらかの認証を取得しており、その割合は今後も増えていくと考えられています。

そしてそれは、いまなおダイナミックに動き続けています。フランス農水省が、高い環境価値を誇るぶどう畑に表記を認めている「HVE(Haute Valeur Environnementale)」という認証があります。ぶどう畑に下草を生やしたり、周囲に木々や垣根を植えたり、低い塀を作ることによって生物多様性を保護し、殺菌剤、殺虫剤、除草剤の使い方や頻度を守り、醸造時の水の使用を少なくするなど、HVE認証を受けるには、さまざまな条件が義務づけられています。それを満たした、サステナブルなぶどう栽培、ワイン造りを行う生産者に与えられるのがHVE認証なのです。

プロヴァンスワイン委員会とコート・ド・プロヴァンス企業連合は、2019年このHVE機関と共同プロジェクトをスタートさせました。HVE認証のラベル表示されるぶどう畑を2024年までに60%まで増やし、2030年には100%にまで広げることを目標に掲げています。病気や干ばつに強いぶどう品種がなにかを探り、試験栽培したり研究することで地球変動に対応し、さらには農薬などの使用量を減らそうとの試みが続けられています。

取り組みは、それだけに留まりません。2016年には、ワインボトルを回収、洗浄、再利用するリサイクルの仕組みを作りました。あなたも参加できるリサイクルもあります。ロゼワインを楽しんだ後は、空のボトルに新しい命を吹き込んでみてはどうでしょうか。プロヴァンス・ロゼワインのボトルは、さまざまなユニークな形があり花瓶にしたり、ランプにしてみるのに最適です。

プロヴァンスがオーガニックや持続可能なワイン造りの先端を行くのには、いくつかの理由があります。ぶどう畑の土が痩せていて、水はけがいいこと。暑く乾燥した地中海性気候で日照時間が長いこと。アルプス山脈から吹く、ミストラルと呼ばれる乾いた強風により湿度がこもることなく、さまざまな病気からぶどうの木を守ってくれること。生産者にとって、ぶどう畑の立地も重要です。そしてなにより、最高のワインを造りたいという生産者たちの強い意志が、こういった取り組みの根底にはあります。プロヴァンスのロゼが世界最高峰と誉れ高いのには、こういった理由もあるのです。次回ワインを購入するときは、ボトルの認証シールを確認してみて下さい。


プロヴァンスワイン委員会(CIVP)公式ウェブサイト(フランス語・英語表記): https://www.vinsdeprovence.com/en
情報提供元: @Press