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前田裕二さんの書籍『メモの魔力』の大ブームにより、メモの魅力が広がることで、書くことが思考の整理になると認識されました。
その流れの中、弊社で2011年に発売になった『嫌なことノート』も現在、心の整理になると再ブレイクしています。
ブレイクしている使い方をご紹介します。
上司からのむちゃ振り、
自分のミスを一切認めない先輩、
机がごちゃごちゃで資料が見つからない、
約束をドタキャンされた
大事な会議があるのに寝坊した、
スマホの充電が切れていた、
ゲリラ豪雨にあってびしょぬれになった......。
誰でも生きていれば、大なり小なり何かしらの「嫌なこと」にぶつかるもの。
加えて、新型コロナウィルスの流行により、ライフスタイルもワークスタイルも一変。慣れないこと、これまで通りに進められないこと、思い通りにいかないことが多く、これまで以上に「嫌なこと」が多いかもしれません。
もやっとすることから、ブチ切れてしまいそうになるものまで、日々「嫌なこと」にはたくさん直面します。それらをため込んでいると、気持ちが鬱々としてきます。最悪、うつ状態に陥ってしまう人も…
「嫌なこと」は、ため込まずに外に吐き出す。これが、まず大切です。
外に吐き出すと、心が軽くなるだけでなく、解決の糸口が見えてくることがあります。根本から「嫌なこと」を解消できる可能性が高いのです。
例えば、
●机の上がぐちゃぐちゃでどこに何があるかわからない、
すぐに使いたいものが見つからないと、とてもイライラするもの。ストレスになりますよね。
だったら、大掃除の日、を設定して、その日は整理整頓に集中する、というのはいかがでしょうか。
すぐに机がごちゃごちゃになってしまうのなら、対策として、使った後元に戻しやすいように、机の上に分類して積み上げる、もしくは、資料別、用途別にクリアボックスを置く。など、対策を練ってみるとよいと思います。
●毎日朝昼晩、家族の食事を作るのが疲れる。
思い切って、作らない日、をつくるのはどうでしょうか。
デリバリーを利用する、お惣菜やお弁当を買う、あるいは、土曜日の夕食は、家族全員で作るイベントにしてしまう、ということができるかもしれません。
「嫌なこと」に対して「嫌だ」というネガティブな感情だけで終わらせず、ため込まずに吐き出し、解消していきましょう。
何か動くきっかけ、は、悩みを外にいったん吐き出してみると、見えてきます。吐き出すことで、もやもやがすっきりします。そして、冷静に、あなたをもやもやさせている「現象」を見ることができるのです。
それをシステマティックにメソッド化したのが、「嫌なことノート」です。これには特別な道具は必要ありません。手持ちのノートですぐに始められます。
「嫌なことノート」の書き方は、嫌なことノート普及委員会の『書くだけで人生が変わる 嫌なことノート』(アスコム)で紹介されています。
「嫌なこと」に遭遇したら、メモするように、ノートに書きだす。嫌だな、と思っていることについて、見方を変え、考え方を切り替えることで、解消していくメソッドです。
ぜひ、「嫌なことノート」をあなたの生活に取り入れて、「嫌なこと」から解放され、一層充実した日々を手に入れてみてください。
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