NPO法人 親子の未来を支える会 林伸彦さん


特定非営利活動法人 放課後NPOアフタースクール 平岩国泰さん


NPO法人WELgee 渡部カンコロンゴ清花さん

コモンズ投信株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:伊井哲朗、以下「コモンズ投信」)は、「一人ひとりの未来を信じる力を合わせて次の時代を共に拓く」という理念に基づく寄付プログラム、コモンズSEEDCap(社会起業家応援プログラム)の第11回応援先は、NPO法人 親子の未来を支える会 林伸彦さんに決定し、114万円を寄付することといたしましたのでお知らせいたします。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/216153/LL_img_216153_1.jpg

NPO法人 親子の未来を支える会 林伸彦さん



親子の未来を支える会: https://www.fab-support.org/





1. なぜ、投資信託の会社に社会起業家を応援するプログラムがあるのか?

私たちが運用・販売する「コモンズ30ファンド」は、お客さまが当ファンドを購入することで、社会的課題にエンゲージできる仕組みになっています。当プログラムを通じて、社会課題を知る機会、自動的に寄付できる機会、また、イベントやボランティアに参加できる機会などを提供しています。毎年お仲間のみなさんに、過去を含めた社会起業家フォーラム登壇者3名の中から、応援先1人(1団体)を決める選考プロセスに参加いただきます。寄付金額は、当社が受け取る信託報酬の1%相当。寄付だけでなく、1年間広報活動などで伴走させていただく支援です。

ファンドへの投資を「将来の経済的リターンを望むもの」とすると、この寄付は「未来への投資。次世代の未来に社会的リターンをもたらしてくれるもの」であり、経済的リターンと社会的リターンの両輪あってこそ社会や事業はサステナブルであるという考えの下、コモンズ投信の本業のひとつとして取組んでいます。



●コモンズ投信の寄付のしくみについて: http://www.commons30.jp/donation/

●コモンズSEEDCapとは: http://www.commons30.jp/fund30/seed



2. 応援先決定プロセス

コモンズSEEDCapの候補は、下記の選考プロセスにて実施します。

(1)直近のコモンズ社会起業家フォーラムより、当日の参加者の声をもとに候補者1名を選出。

→2019年10月5日開催 第11回コモンズ社会起業家フォーラムより、林伸彦さんを選出。

(2)コモンズ社会起業家フォーラムの過去登壇者の中から当社が最終候補者2名を選出

→2020年3月 平岩国泰さん(放課後NPOアフタースクール)と渡部カンコロンゴ清花さん(WELgee)の2名を選出。

(3)ファンドの受益者、コモンズ投信の社員は候補者の中から1名を選び推薦

(4)それぞれの推薦者数、推薦内容も考慮したうえで、内部、外部で構成するSEEDCap応援先最終選考委員会を開催し、決定する→2020年6月8日開催。



第11回コモンズSEEDCap最終候補者3名

【今年の候補者】

○平岩国泰さん 特定非営利活動法人 放課後NPOアフタースクール

https://npoafterschool.org/

○渡部カンコロンゴ清花さん NPO法人 WELgee

https://www.welgee.jp/

○林伸彦さん NPO法人 親子の未来を支える会

https://www.fab-support.org/



最終選考委員会

【外部委員】(五十音順)

○寒竹明日美さん(tsumiki証券株式会社 代表取締役CEO)

○高橋陽子さん(公益社団法人 日本フィランソロピー協会 理事長)

○山田泰久さん(一般財団法人 非営利組織評価センター 業務執行理事)

【内部委員】

○渋澤健(コモンズ投信 取締役会長)

○伊井哲朗(コモンズ投信 代表取締役社長)

○萩原由美子(コモンズ投信 顧客業務部)

○馬越裕子(コモンズ投信 マーケティング部)



3. NPO法人 親子の未来を支える会の林伸彦さんの決定理由

林さんが代表理事を務める親子の未来を支える会は、-1才(うまれるまえ)から命に向き合える社会を目指すため、医療者・患者本人や家族・エンジニア・弁護士など様々な業種の人が集まり、2014年に任意団体として、発足、その後2015年にNPO法人 親子の未来を支える会として設立されました。

-1才(うまれるまえ)からのサポート(病気の予防・ピアサポート・胎児治療・福祉との連携等)や、家族の自律的な決定を支援し、その決定を社会的・医学的にサポートするためには何をすべきかを、様々な視点から考え活動しています。

-1才(うまれるまえ)から始まり、それぞれのライフステージで直面するかもれない課題を、継続的にサポートすることを目指しています。



林さんの第11回コモンズ社会起業家フォーラムでの登壇スピーチに活動を始められた想いが込められています。ぜひご視聴ください。

https://www.youtube.com/watch?v=xlq7hsrSy30&feature=youtu.be



例年のように、推薦の声をお寄せくださるコモンズ30ファンドの「お仲間」のみなさんや当社社員から、「今回も一人に選ぶのは難し過ぎる」という声が上がりました。

頂戴した各候補者への推薦の件数や内容は接戦で、差がほとんどない状態でした。

そして外部審査員をお迎えしての最終選考委員会で、様々な側面から色々な意見が出た討議の結果、親子の未来を支える会の林伸彦さんに第11回コモンズSEEDCapの受賞を決定させていただくこととなりました。



林さんの「命」にフォーカスした活動の決意と姿勢に、多くの人々が心動かされました。

すべての人が出会う「命」、その「命」と向き合う姿勢を私たちに示唆してくれるその活動に、そして、「命」と向き合うことを決して一人ではさせないとするその活動に、わたしたちは「未来を信じる力」を感じることができました。



平岩さんと渡部さんも本当に素晴らしい方です。



一人のサラリーマンがはじめた活動が、全国に。

この国のこどもたちが世界一幸せなこどもになるために、そのための弛まぬ努力と強い決意の姿勢に、いつも平岩さんから私たちの方が多くの学びと気づきをいただいてきました。



渡部さんがされているご活動は今後の日本に欠かせないチャレンジ。

難民の人たちの豊かな才能を活かすことによって、彼らの人生とそしてこの国をも幸せにしようとするイノベーション。

その発想力と行動力に私たちは引き続き大きな期待と共感を持ち続けたいと思っています。



今回の選考委員会で、コモンズSEEDCapの授与は林さんとなりましたが、平岩さん、渡部さんとも共に様々な形でのコラボレーションを実現させていただくことと致しました。

コモンズのお仲間に対して、様々なワークショップ、トークイベント、こどもたちとのこどもトラストセミナー、企業へのご紹介など展開していく予定です。





●お仲間からの推薦の声

〇子育てや生まれる前からの病気、障害をテーマにされており、その家族を支える活動をされているところに共感しました。産科医という立場からでしかできない、見えない視点での活動を期待しています。

(埼玉県 40代)



〇3件ともとても素晴らしい取り組みをされていると感じました。

今回は、自分自身のことと捉えて選びました。

もう20年以上前ですが妻が高齢出産であったため、いろいろ不安を抱えながら出産に臨みました。

わたしたちは事前に検査をしましたが、結果によってはどのように判断をするのか決めずに検査を受けました。

その時を思い出して、林さんのような取り組みはこころから大事な事だと思いました。

(神奈川県 50代)





早速林さんからの喜びの声も届いているので、下記に一部ご紹介いたします。



「本当に嬉しいご連絡をありがとうございました。選んでいただいたことも嬉しいですが、応援のコメントが本当に嬉しく、早速メンバーに共有させていただきました!

振り返ると、社会起業家フォーラムに登壇させていただいた時にも、とても温かく応援してくださり嬉しかったです。

114万円という大きな力をどう使うか、コモンズのみなさまや応援してくださる方々が納得する形を一緒に考えていただければ幸いです!とりいそぎの御礼となり失礼いたしました。親子の未来を支える会メンバーを代表して、改めてありがとうございます。今後とも是非よろしくお願いいたします。NPO法人 親子の未来を支える会 代表理事 林伸彦」



授賞式は、2020年10月3日(土)開催の第12回コモンズ社会起業家フォーラムにて行い、寄付金額114万円を同団体に寄付いたします。





【開催概要予定】

開催日時: 2020年10月3日(土)13:00~16:00(予定)

開催場所: 都内会場&オンライン

内容 : 社会起業家による7分間のスピーチリレー

第11回コモンズSEEDCap授賞式

募集人数: 500名(オンライン参加含む)

情報提供元: @Press