一台三役


ろうそくの光から青空光まで


高い演色性と色味調整


121種類のカラー演出

LED照明器具の製造販売を中心に事業展開する株式会社 遠藤照明(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:遠藤 邦彦)は、新製品・次世代調光調色シリーズ『Synca(シンカ)』を2020年8月1日より発売します。



本製品は、人工の光でありながら限りなく自然に近い光をつくり出すと共に、従来では専用の照明器具でしか実現できなかった高い演色性(本来のモノの見え方)と色味調整機能や、カラー演出機能までも備えた業界初 *1、一台三役の画期的なLED照明シリーズです。商業施設、オフィス、宿泊施設、医療・福祉施設、教育・保育施設などあらゆる空間で、想像を超える光の効果を発揮し、様々な施設の課題解決に貢献します。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/214733/LL_img_214733_1.jpg

一台三役



【製品の特長】

1. ろうそくの光から青空光まで、自然の光を再現

2. 高い演色性に加え、色味(赤み、緑み)の調整が可能

3. 121種類のカラー演出機能

4. 使いやすさを追求したコントローラ画面

5. 一台三役でありながら、導入しやすい価格設定



遠藤照明が目指すのは、現在普及しつつある調光調色LED照明の“その先”であり、光環境における“新しい日常”。次世代調光調色シリーズ『Synca』を通じて、自然光と人工光の価値を融合した新たな光環境を創造してまいります。





【開発の背景】

――「光」はどこまで「人」をしあわせにできるだろう

これは、私たち遠藤照明の永遠のテーマであり、このテーマを追求して生まれたのが、次世代調光調色シリーズ『Synca』です。本製品は、期せずしてコロナ禍による“新しい生活様式”への移行が求められるタイミングでの発売開始となりましたが、本製品が目指す姿もまた、光環境における“新しい日常”をつくり出すことです。



新型コロナウイルスの影響により長期間に及んだ休校や在宅勤務などによって、私たちの意識はこれまでにないほど、生活空間における“快適性”の追求へと向けられているのではないでしょうか。また、外出自粛期間を経た今、これまでは当たり前であった外食や買い物、旅行に期待する“特別感”は一層高まっています。本製品は、オフィスや医療・福祉施設、教育・保育施設といった屋内空間において、自然に近い光環境を再現したり、集中とリラックスの切り替えを促す光をつくり出したりすることによって、“快適性”を向上させます。また、物販店や飲食店などの商業施設や、ホテルなどの宿泊施設においては、美しく見せる、好ましく見せる、おいしく見せるといった、魅せる光で“特別感”を演出します。



○健康的な生活のために、体内リズムを整え質の良い睡眠を得ること。

○生産性向上のために、一人ひとりに合ったはたらく環境をつくり出すこと。

○こころを満たすために、美しさやおいしさといった魅力を高めること。



これらを実現するため、遠藤照明は光の「色」と「演出」を追求しました。

生物としての私たち人間は誰しもが体にリズムを持っており、日中の集中力や睡眠と密接な関わりをもっています。その体内リズムに大きな影響を与えているのが自然光(太陽光)であることから、大幅な光色範囲の拡張による自然光の再現を目指しました。また同時に、赤みや緑みといった色味の調整、演色性とカラーライティングの両立といった、光による演出も可能にしました。



<参考>

調光調色に関するアンケート調査レポート2020(遠藤照明、2020年3月)

https://www.endo-lighting.co.jp/endocms/wp-content/uploads/2020/03/ENDO_tunablereports202003.pdf



1,071名から得た回答から、調光調色照明におけるお客様の取り組み状況ならびに、新たに実現を望む機能を調査し、製品開発の参考にしています。





【Syncaの特長】

1. ろうそくの光から青空光まで、自然の光を再現

従来の調光調色シリーズ『Tunable LEDZ(チューナブルレッズ)』から、光色範囲を大幅に拡張。『Tunable LEDZ』の色温度が、LED照明以前からの従来光源範囲2,700K~6,500Kであったのに対して、本製品は1,800K~12,000K。ろうそくの光や日の出の赤みを帯びた1,800Kから、清々しく晴れ渡る空のような青色光12,000Kまで、今までの人工光源ではなかなか実現できなかった幅広い光色の選択が可能になりました。これにより室内照明の在り方が大きく改変、自然界に存在する多様な光の色を再現することによって、室内にダイナミックな自然の表情をもたらします。



画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/214733/LL_img_214733_2.png

ろうそくの光から青空光まで



2. 高い演色性に加え、色味(赤み、緑み)の調整が可能

本製品の演色性は約Ra92 *2。WELL認証の演色性基準(Ra80以上、R9_50以上)にも適合しており、照らされたものが本来の自然な色に見えます。

また、Duv *3の上下によって、色味(赤み、緑み)を簡単に調整可能。赤みをプラスすることで食べ物をおいしく見せたり、肌をイキイキと健康的に見せることができます。目的に合わせて光の色味をコントロールすることで、より豊かなコミュニケーションを促します。

*2:色温度2,700K~10,000Kの範囲において

*3:黒体放射軌跡からの偏差(Δuv)を1,000倍した値。マイナスの値が大きくなるほど赤みが強く、プラスの値が大きくなるほど緑みが強くなる。



画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/214733/LL_img_214733_3.png

高い演色性と色味調整



3. 121種類のカラー演出機能

本製品は、通常モードの光色選択(1,800K~12,000K)に加え、11×11の121色からお好きな色を選択できるカラー演出モードを備えています。ライトアップ等で使用されているカラーライティングの濃い色彩ではなく、淡いトーンを基調とすることによって、高い演色性と演出性の両立を目指しています。

囲炉裏のような赤、木漏れ日のような緑など、空間に馴染む自然なカラーライティングによって、日常に季節感を取り入れたり、対比効果による色鮮やかな演出などにご活用いただけます。選択した色の状態で調光することも可能です。



画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/214733/LL_img_214733_4.png

121種類のカラー演出



4. 使いやすさを追求したコントローラ画面

本製品は、上述した「自然の光」「色味調整」「カラー演出」という3つの機能を、1台のLED照明器具で実現できるため、それぞれを専門とする演出装置は不要となります。

操作は、無線コントロールシステム『Smart LEDZ Fit/Fit Plus(スマートレッズ フィット/フィットプラス)』 *4の専用アプリ(無料)で行います。通常モードと演出モードでは、それぞれ異なるユーザーインターフェイスを採用しており、どちらもわかりやすく、直感的な操作が可能です。

*4:『Smart LEDZ Fit/Fit Plus(スマートレッズ フィット/フィットプラス)』は、スマートフォンやタブレットを用いて、調光も調色も思いのままに照明をコントロールする、無線調光システムです。初代『Smart LEDZ』と合わせての納入実績は13,000件を超え、多くの施設でご採用いただいています。



■通常モード



画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/214733/LL_img_214733_5.png

コントローラ画面(通常)



■演出モード



画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/214733/LL_img_214733_6.png

コントローラ画面(演出)



5. 一台三役でありながら、導入しやすい価格設定

本製品は、「自然の光」「色味調整」「カラー演出」の一台三役でありながら、従来の調光調色シリーズ『Tunable LEDZ』との価格差を抑えた導入しやすい価格設定にしていますので、費用対効果は抜群です。現在好評をいただいています『Tunable LEDZ』も引き続き発売を続けてまいりますので、お客様が必要とされる光色やカラー演出のニーズに応じて、『Synca』と『Tunable LEDZ』をお選びいただけます。



画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/214733/LL_img_214733_7.jpg

導入しやすい価格設定



遠藤照明は、照明専業メーカーとして1967年に創業し、2009年にLED照明事業に本格参入。これまで、LED照明シリーズ「LEDZ(レッズ)」を主軸に、高品質・高機能な製品を生み出してきました。100年に一度ともいわれる経済危機が予想される中ですが、次世代調光調色シリーズ『Synca』を通じ、光のプロフェッショナルとして、LED照明のパイオニアとして、これからも、高付加価値空間を創造してまいります。





【製品概要】

シリーズ名 :Synca(シンカ)

ロゴ :

画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/214733/LL_img_214733_8.jpg

Syncaロゴ

用途 :照明器具による調光調色ならびにカラー演出

対応器具 :ダウンライト、スポットライト、デザインベースライト、

スクエアベースライト、間接照明など、全139型番

制御システム:無線コントロールシステム『Smart LEDZ Fit/Fit Plus』

掲載カタログ:『LEDZ Pro.4』(2020年7月発刊)

発売日 :2020年8月1日

※その他、ご購入方法・価格等は当社営業所までお問い合わせください。





【従来の調光調色シリーズ『Tunable LEDZ』との比較】

<Tunable LEDZ>

調光 :○

調色 :○

色温度の範囲 :2,700K~6,500K

カラー演出 :×

色味(赤みや緑み)の調整:×

対応器具 :319型番



<Synca>

調光 :○

調色 :○

色温度の範囲 :1,800K~12,000K

カラー演出 :○

色味(赤みや緑み)の調整:○

対応器具 :139型番





【株式会社遠藤照明 会社概要】

社名 :株式会社 遠藤照明

本社 :〒541-0051 大阪府大阪市中央区備後町1-7-3 ENDO堺筋ビル8階

TEL :06(6267)7095(代表)

FAX :06(6267)7096

創業 :1967年9月

設立 :1972年8月

資本金 :51億55百万円

事業内容 :各種照明器具の企画・デザイン・設計・製造及び販売/

インテリア家具・用品の販売

決算期 :年1回 3月31日

売上高(連結) :391億71百万円(2020年3月期)

従業員数(連結):1,480名(2020年3月末現在)

情報提供元: @Press