画像 : https://newscast.jp/attachments/RWKMFFbpzKin3vZDhCGc.png



昔から相続対策の一つとして、私設の資産管理会社を作る方法があります。

ただし、従来の資産管理会社は実際に物件を管理する立場のものがほとんどであったのに対し、近年の資産管理会社は物件を所有する立場であることが増えてきました。

保有型の資産管理会社には、どのようなメリットがあるのでしょうか。

この記事では保有型の資産管理会社を中心に、資産管理会社を使った相続対策のメリットについてご紹介します。



所得税と法人税の違いとは



所得税と法人税でよく注目される違いは、課税される税率です。

所得税は累進課税制度で、最高税率は所得が4,000万円超で住民税も含めると55%となります。

それに対して法人税は、資本金が1億円以下の企業の場合、利益が800万円超の企業で実効税率は約30%です。

そのため、個人よりも法人のほうが税率は安いということが常に話題となります。

しかしながら、所得税と法人税の違いにはもっと深い意味があります。

それは、法人税率は国際競争にさらされており、日本だけ高くすることはできないという点です。

企業を国外に流出させたくないため、法人税は今後も下がっていく傾向にあります。

一方で、国全体の税収は上げざるを得ず、補塡のターゲットとされているのが個人富裕層の所得税です。

そのため、個人の所得税は上がることはあっても、下がることはないと予想されています。

将来的に、所得税は厳しくなり、法人税は緩くなるという方向性に大きな違いがあるのです。



続きを読む : https://100years-company.jp/articles/inheritance/040016



情報提供元: @Press