新制服の着用イメージ1(2019年7月23日お披露目時)


新制服の着用イメージ2(2019年7月23日お披露目時)

日本航空株式会社(以下 JAL)は、2019年7月23日に、2020年4月からリニューアルする新制服・デザインを発表しました。この新制服開発プロジェクトの客室乗務員及び地上接客スタッフの制服開発において、伊藤忠ファッションシステム株式会社(以下 IFS)と株式会社ユニコ(以下 ユニコ)は、クリエイティブ・ディレクター / デザイナーの江角泰俊氏とともに、コンセプト・デザイン開発支援をIFSが、全体コーディネート・生産をユニコが行いました。

IFSのデザイナーの服に対する理解とデザイン力と伊藤忠グループの企画・調達力を活かし、JALのブランディングやサービス品質向上に寄与することを強く意識した、見た目の洗練さと長く使いやすい機能を持った革新的な制服に仕上げています。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/193285/LL_img_193285_1.jpg

新制服の着用イメージ1(2019年7月23日お披露目時)





新制服の着用イメージ2(2019年7月23日お披露目時)

https://www.atpress.ne.jp/releases/193285/img_193285_2.jpg





新制服のコンセプト設計・デザイン実施にあたり意識したポイント:

(1) Fly for it !

JALが2020年とその先に向けて発信するコミュニケーションスローガンです。

アスリートが自分や仲間を信じて努力し挑戦していく姿と、JALの「世界で一番お客さまに選ばれ、愛される航空会社になる」ことを目指して挑戦していく姿勢を重ね合わせ、それぞれの未来に向かって一緒に一歩を踏み出したいという想いが込められています。

今後、世界中の皆さまとこの想いを共有し、皆さまとともに「自分もちょっとやってみよう」「少しチャレンジしてみよう」と思っていただける様々な新しい活動を展開していく予定です。(Fly for it ! オフィシャルサイトより抜粋)



このスローガンに沿った制服になることを意識し、コンセプトやデザイン開発を行いました。『世界で一番お客さまに選ばれ、愛される航空会社になる』という目標への挑戦を支えるような、世界のどこの航空会社にも無いパフスリーブを取り入れたエレガントなスタイルと、布帛とニットの部分使いによる構築的でありながら、動きやすくサービスを支援する機能的なデザインにしました。



また、IFSがデザイナーの江角泰俊氏を新制服のデザイナーとして起用した背景には、彼が世界に向けたクリエイションを続けていくという挑戦と、このFly for it !に相通ずる理念があると感じたためでもあります。

Fly for it ! 詳細: https://www.flyforit.jp/



(2) 持続可能な開発目標/Sustainable Development Goals,SDGs

世界で活動するJALが果たすべき責任として、持続可能な開発のための17のグローバル目標であるSDGsへの貢献があり、新制服開発においてもSDGsへの対応は最重要課題のひとつでした。この要望に対応すべく、伊藤忠グループの調達力をフルに活用することで、以下のようなSDGsを意識した新制服開発が実現いたしました。



A) 再生ポリエステルの利用

B) 上質を長く保つことができる耐久性の高い素材の採用

C) 伊藤忠グループ企業理念及び企業行動基準に則ったサプライチェーンの活用 等



(3) 立体的な動作を支えるパターン

JALの皆様の日々の業務を心地よく支えつつ、常に美しい見た目を維持するため、パターン開発にも力をいれました。

特に、唯一無二さの表現として取り入れたパフスリーブが動作の妨げにならないような工夫や、しゃがむ等の立体的な行動をしてもずれたりしにくいように工夫しております。

情報提供元: @Press