今井雅之さんとパピヨン


少林寺に打ち込む中学時代


書き込みされた台本


ご実家にある所蔵物の数々

兵庫県・但馬地方で唯一の映画館「豊岡劇場」(所在地:兵庫県豊岡市元町10-18、代表:石橋英彦)にて、映画「パピヨン」の上映に合わせて、豊岡市出身の俳優で2015年にがんでこの世を去った俳優・今井雅之さんの写真展を開催いたします。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/187762/LL_img_187762_1.jpg

今井雅之さんとパピヨン



豊岡劇場│ http://toyogeki.jp/





【企画の背景】

45年ぶりにリメイクされた脱獄映画の金字塔「パピヨン」(6/21~現在、全国ロードショー中)が、豊岡劇場でも上映されます。(上映期間:7/19~8/1)



実は、映画「パピヨン」と豊岡劇場、そして地元・豊岡出身の俳優・今井雅之さんには深い関係があります。45年前、今井さんがまだ中学生の頃、この豊岡劇場でオリジナル版の「パピヨン」を観て映画俳優になることを志しました。ダスティン・ホフマンとスティーブ・マックイーンの演技に魅せられて映画の虜となり、その後、豊岡劇場で上映される作品を全て朝から晩まで見入るほど、豊劇に通い詰められました。(今井雅之著「若いぼくらにできること」より)



そこで、45年ぶりに蘇った映画「パピヨン」を豊岡劇場で上映すると共に、今井さんの写真展を開催させていただくこととなりました。今井さんのご家族のご厚意により、「映画俳優になる」と決めた中学時代や青春時代、また幼少期のご様子など、ご家族でしか知りえないプライベートな写真の展示もございます。また「役者になりたい」その夢だけを追いかけて過ごした、青春時代や修行時代のエピソードも合わせてご紹介いたします。



今井雅之さんのファンの皆様はもちろん、今まさに中高生の若い世代にも是非ご覧いただきたく存じます。田舎の少年が一つの映画を期に、「俳優になる」という無謀とも思える夢を抱き、本当に実現した事実があることを伝えると共に、映画「パピヨン」のテーマである「希望」と、今井さんの人生のテーマ「夢をもつこと」について、中高生のみなさんがこの夏休みに改めて考えるきっかけとなりましたら幸いです。





【企画概要】

期間:7/19(金)~8/1(木)

場所:豊岡劇場(兵庫県豊岡市元町10-18)

入場:無料(但し、映画の鑑賞には料金が必要)

内容:今井雅之さんの幼少期から学生時代のプライベート写真、

俳優として活躍された頃の写真の展示。台本・衣装等の展示。





【豊岡劇場について】

兵庫県の日本海側、豊岡市にある映画館・豊岡劇場(通称:豊劇)は、昭和2年(1927年)に芝居小屋として始まりました。その後は、社交ダンスの場、戦時中は倉庫、そして映画館と、大衆文化の場として常に多くの地域住民に愛され、85年の長い年月をまっとうし、2012年3月末に一度閉館しました。

しかし、「再び地域に文化の拠点を」との思いから、街の大衆文化のシンボルを復活させるべくリノベーションを行い、「CINEMACTION 豊劇・豊岡劇場」として2014年12月27日に再開しました。映画上映だけではない、映画館を応用した新しい「場」を創出することを目的とし、現在も営業を続けています。

情報提供元: @Press