株式会社FAプロダクツ(本社:東京都港区、代表取締役社長:貴田 義和、以下 FAプロダクツ)は、株式会社図研(本社:横浜市都筑区、代表取締役社長:金子 真人、以下 図研)が推進する「FACTORY DIGITAL TWIN」において協業することに合意いたしました。今回の合意により、スマートファクトリー構築を目指す双方の顧客に対して、一層効果的な提案ができる体制が構築されます。
■「FACTORY DIGITAL TWIN」について
「FACTORY DIGITAL TWIN」は、図研がこれまで主に設計分野で培ってきた3Dデータ活用技術を、製造ライン構築や生産設備の導入、各種工場内配線検討まで拡張して適用することにより、スマートファクトリー(つながる工場)の前提となる「工場の見える化」の迅速な実現を目指す新たな取組みです。( https://fdt.jp/ )
■図研とFAプロダクツがパートナシップを進める背景
「FACTORY DIGITAL TWIN」が考える「工場の見える化」は、「建屋・設備の見える化」、「つながりの見える化」、「稼働状態の見える化」から成り立っており、これらを実現しさらに、顧客がそこから成果をあげていくには、様々な技術やサービスを組合せて提案していくことが必要です。そこで図研とFAプロダクツは、自社が提供する製品やサービスに限らず、顧客に最適なソリューションを提案していくため、協業するに至りました。
FAプロダクツは、その中核事業としてスマートファクトリー事業を持ち、日本のモノづくり現場の実情を踏まえた導入しやすく投資効果の高い様々なソリューションパッケージを開発、販売しています。FAプロダクツ自身の製品だけでなく、スマートファクトリー構築に資する要素技術やソリューションを外部パートナーからも広く採り入れ、顧客に対する提案の価値を高めていく方針は、図研の「FACTORY DIGITAL TWIN」のコンセプトと非常に親和性が高いものであり、両社が協力していくことで、スマートファクトリー構築を目指す双方の顧客に対してより一層効果的な提案ができると判断し、協業することを合意いたしました。
今回の協業について、図研の取締役オートモーティブ&マシナリー事業部長 大澤 岳夫様は、「少量多品種に対応することにより強くて柔軟な製造現場を目指すスマートファクトリーは、大企業だけでなく中堅企業にとってもチャンスです。そうした企業にも導入のハードルが低く投資効果の高いソリューションを提供するFAプロダクツは、FACTORY DIGITAL TWINにとって間違いなく重要なパートナーとなるでしょう。」と述べています。