JIMOSでは化粧品通販を展開するマキアレイベルのコンタクトセンターにて、Genesys PureConnectを利用した電話による顧客対応を行ってきましたが、昨今消費者が電話以上にLINEというコミュニケーションツールを利用する機会が多くなったことに鑑み、顧客サービスのオムニチャネル化として、Genesys PureConnectによる顧客対応に、LINE カスタマーコネクトを活用したLINE電話(LINE to Call)およびチャット(Manual Reply)を組み合わせたサポートサービスの追加導入を目指しておりました。
LINE電話(LINE to Call)は、これまでコンタクトセンターで大きな課題となっていた、フリーダイヤル等通話料金の着信者払いサービスの提供による通信コスト負担の問題を解決するものとしてコスト削減の観点、およびLINEの利用による顧客満足度を上げる観点から導入検討していましたが、Genesys PureConnectとの連携にはシステム間の動作や音声フォーマットの差分を吸収するためのSBC(VoIPゲートウェイ装置)の設置が必要でした。
ネクストジェンのSBC「NX-B5000 for Enterprise」は、すでにPureConnectを含めたGenesys製品との連携を果たしており、Genesysのテクノロジーパートナーとしても認定されていることから、このたびのLINE to Callとの連携を実現する接続用SBCとして導入される運びとなりました。
■NX-B5000 for Enterpriseの特長
ネクストジェンは、NX-B5000 for Enterpriseを主にIP回線の直収ゲートウェイ装置としてエンタープライズ向けに販売してまいりましたが、今回従来のIP回線の接続という用途のみならず、LINE to Callとの接続という新たな接続用途が可能となりました。
NX-B5000 for EnterpriseはGenesysのソリューションをはじめとしたコンタクトセンター・ソリューションは勿論、他社製の国内PBXとも接続可能であり、豊富な実績をもっております。
また下記の通信事業者提供サービスとの接続認定を得ております。
・エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社/Arcstar IP Voice
・東日本電信電話株式会社・西日本電信電話株式会社/ひかり電話オフィスA(エース)
・KDDI株式会社/KDDI 光ダイレクト
・株式会社NTTドコモ/オフィスリンク
以上の通り、NX-B5000 for Enterpriseは接続性の高いSBCでありますが、最小構成で45万円(税別)からと、リーズナブルな価格によるご提供が可能となっております。
■今後の展開
ネクストジェンはLINE to Callの接続のためのNX-B5000 for Enterpriseの販売について、今後3年間で1億円の売上を目指します。