下田市長

学校法人角川ドワンゴ学園「N高等学校」(以下、N高)は、静岡県下田市と提携し、下田市立の全中学生を対象としたプログラミング教室を開講します。本日5月30日の市政定例記者会見で福井 祐輔 下田市長が発表しました通り、日本のIT人材不足の解消とIT就業による下田市の地方創生をねらいとし、2020年度から小中学校で必修化となるプログラミング教育に先んじて取り組んでいくための下田市の教育事業です。





N高では、IT社会で活躍する人材育成を掲げてプログラミング教育に注力しており、IT企業へエンジニア就職した卒業生を輩出しています。本提携事業では、N高で実施しているプログラミング教育の教材や知見を生かし、(1) Webプログラミングの映像授業、(2) 現地講師による学習サポート、(3) 目標達成に向けたコーチングを合わせたN高独自の学習スタイルで実施します。



(1) Webプログラミングの映像授業

N高生が使用する双方向学習アプリ「N予備校」で行われるプログラミング授業。株式会社ドワンゴのトップエンジニア陣が講師と教材制作を行います。本事業では、人材ニーズの高いWebプログラミングを身につけるため、「プログラミング入門 Webアプリコース」を主に学習します。



(2) 現地講師による学習サポート

現地講師2名が毎週の教室で学習サポートを行い、生徒がいつでも質問や相談ができる体制。上記ドワンゴのエンジニアが講師研修やカリキュラム作成を行い、IT企業で実際に必要とされるプログラミングのクオリティを確保します。



(3) 目標達成に向けたコーチング

生徒自らが目標を立て、着実に努力を重ねられるよう、N高・通学コースでも導入しているコーチングメソッドを用いて指導にあたります。



本事業の実施について、福井 祐輔 下田市長は次のように話しています。

「今年度から実施するプログラミング教室は、下田市が非常に重視しています。子どもたちに基礎を身に付けさせることにより、将来IT関係の仕事に就きたいと考える子どもたちが、世界を相手に仕事ができるレベルに到達することによって、将来的には、下田に帰ってきて、起業してくれる可能性もあるのではないかと考えています。現在、下田市は人口減少が進んでおり、また、地形的にも広い土地がなく、企業の誘致も難しい。そういった中でIT関係についてはスペース的な問題もなく、大きな仕事ができるものと考えています。角川ドワンゴ学園N高等学校と連携し、その第一歩として事業を推進していきたいと思っております。」



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/157551/LL_img_157551_1.jpg

下田市長



“ネットの高校”であるN高には全国から生徒が入学しており、プログラミングを始めとした最先端の教育機会を提供することで、地域間教育格差の解消やITを活用した地方創生にも取り組んでいます。今後も多くの地方自治体にて良質な教育の機会の提供を目指します。





<下田市「プログラミング教室」概要>

●日時 :毎週水曜日 15:00~17:00(開催日により変更の可能性あり)

※初回は6月6日(水)15:30開始予定

※2018年度は年間35回予定

(1学期4回、夏休み16回、2学期11回、冬休み1回、3学期3回)

●場所 :下田市立下田中学校、及び、

下田市立稲生沢中学校のパソコン室(毎回2会場での同時実施)

●参加者:下田市立中学校の全生徒 59名

●参加費:無料

●内容 :HTML/JavaScript/Linux/GitHub/Node.js/

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◆学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校について◆

<本校:沖縄県うるま市、理事長:佐藤 辰男/N高公式サイト: https://nnn.ed.jp/

2016年4月に開校した“ネットの高校”で、現在の生徒数は6,512名(2018年4月時点)。「IT×グローバル社会を生き抜く“創造力”を身につけ、世界で活躍する人材を育成する」という理念のもと、今のネット社会に対応した新しい教育を実践します。授業やレポート提出はネットで行い、時間を問わず自身のペースで授業を受けられます。また、高校卒業資格のための必修授業の他に、大学受験やプログラミング、ライトノベル、ゲーム、ファッション、美容など多種多様なネットでの課外授業や、全国各地での職業体験により、社会で役立つスキルや経験を高校時代に身につけられるカリキュラムが特徴です。ネットコースと通学コースが選択できます。

情報提供元: @Press