表彰式の様子(2017年10月5日)


展示ブースの様子

三井化学株式会社(所在:東京都港区、代表取締役社長:淡輪 敏)の次世代センシング材料である圧電ラインが、「CEATEC AWARD 2017」コネクテッドインダストリーズ部門 準グランプリを受賞いたしました。

本アワードは、出展されている技術・製品・サービス等の中から、審査委員会が学術的・技術的観点、将来性や市場性等の観点から、イノベーション性が高く優れていると評価できるものを審査・選考し、表彰するものです。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/139927/LL_img_139927_1.jpg

表彰式の様子(2017年10月5日)



■圧電ラインとは?

高感度、非焦電性(温度変化の影響を受けない)の特徴を持つ有機圧電材料を極細(φ0.4mm)の同軸線形状等にした、フレキシブルかつ任意の長さに「切って、貼って、測る」ことができる、これまでにない圧電センサです。

これまでセンサの配置が難しかった凹凸を含む3次元形状や広い面積の歪み、振動を高感度に検出することができるため、様々な対象物にセンサを設置することができ、歪みや振動データを取得することができます。

生体情報(心拍・脈拍・呼吸)やインフラのモニタリングなど、今後ニーズが拡大する様々な用途での展開を進め、IoT社会の実現に貢献してまいります。





■審査委員会による選評

-張力により電圧が発生することで待機電力を必要とせず、曲げ・接触・振動などのセンサとして利用可能

-人の脈拍や呼吸なども感知できる繊細さと非焦電性のため、インフラ系でも利用可能な高い信頼性があり、幅広い用途に期待

情報提供元: @Press