中学生男子1位の「カラオケで歌いたいアーティスト」は、『SEKAI NO OWARI』で3.6%。彼らは、独特な世界観を演出し、若者を中心にそのファンを増やしてきている。特に、「RPG」ではアニメ「クレヨンしんちゃん」の映画で主題歌に起用され、大ヒットを記録。10代ファンを中心に絶大な人気を得ている。次いで2位は『星野源』、『back number』、『嵐』の3.0%。『星野源』は、TBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌「恋」にのせて踊っている「恋ダンス」が話題にもなった人気アーティストだ。また、『back number』は、2015年に放送されたドラマ「5→9(5時から9時まで)~私に恋したお坊さん~」(フジテレビジョン)の主題歌である「クリスマスソング」を挙げた人が多かった。このことから、テレビの視聴率低下が謳われるなか、中学生はまだテレビが身近な娯楽で、ドラマを見ている層が多くいることがうかがえる。同率の『嵐』は、コンサートチケットは高倍率といわれ、世代、性別を問わず高い人気を博している。