「ani-t」β2.0 キービジュアル


サービス概念図


サービスのフロー


商品化までのフロー

 インターネットサービス事業を手掛けるスタートアップ企業、株式会社ミルフィーユプラス(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:高橋 弘旭)は、2016年11月17日(木)に、アニメファッション商品化支援サービス「ani-t(読み:アニティー)」のβ2.0版の提供を開始します。



アニメファッション商品化支援サービス「ani-t」

https://www.ani-t.com/





■1.「ani-t」とは

 「ani-t」は、「ani-t」と提携しているアニメやゲーム、キャラクターなど版権物(※1)のファッションアイテムを、ファンが商品化できる新サービスです。

 「ani-t」のユーザーは、版権物を題材にしたデザイン案を自由に投稿でき、ファンの人気が集まったデザインは実際に商品化、販売されます。また商品化した場合、デザインの投稿者はデザイン料として、売上総額の10%を受け取ることができます。



◎サービスのフロー

(1)デザイン投稿者が「ani-t」に、版権物を題材にしたデザインを投稿する

(2)版権元が、投稿されたデザインを「ani-t」上で公開して良いかどうか判断する

(3)公開されたデザインで人気が高く購入希望者の多いものは実際に商品化され、「ani-t」上のみで、期間/数量限定で販売される

(4)デザインの投稿者はデザイン料として、売上総額の10%を受け取ることができる





■2.「ani-t」開発の背景

 近年、スマートフォンの普及や動画配信サービスの市場拡大を受け、10~30代の“ライトなアニメ・キャラクターファン”が増えています。また、矢野経済研究所によると、2015年度のキャラクタービジネス商品化権の市場規模は1兆2,282億円でした。その内、衣料品(構成比6.0%)と服飾雑貨(売上構成比9.6%)の分野は、大人向けの商品の売れ行きが好調なことも後押しし、同分野の市場規模は前年度からプラス成長しました(※)。この事から、当社は同分野の市場規模を約1,890億円と推計しています。

(※出典:株式会社矢野経済研究所『2016年版 キャラクタービジネス年鑑』)



 しかし、「アニメ Tシャツ」などで検索してみても分かるとおり、市場で流通しているアニメ関係のTシャツは、「キャラクターの絵を貼り付けただけのもの」が多く、ライトなアニメファンの期待や要望に応えられるものは、まだまだ多くありません。そのいっぽうで、SNS上では「こんなデザインの商品があったら良いのに」というファンの声が数多くあります。



 このようなファンの声を“商品づくりに活かせる仕組み”を作るため、当社は創業しました。ただ、ファンが自由にデザイン・商品化することは、従来の一般的な版権ビジネスの常識に反しており、多くの版権元から無理だと判断され、話すら聞いてもらえないことも多々ありました。

 しかし、アニメ業界もアパレル業界も未経験であったことが功を奏してか、ファンの声を取り入れる事への理解が深く、チャレンジングな版権元と提携することができたことで、創業から2年強、本年6月に「ani-t」のオープンβ版をリリースいたしました。





■3.「ani-t」サービスの3つの特長

(1)常時、版権物を題材にしたデザインを投稿することができる(業界初※)

 一般的なファッションデザインを投稿するWebサービスは他者の著作物、いわゆる“版権物”を題材にしたデザインの投稿を禁止しています。いっぽう「ani-t」では、提携している版権物であればそれらを題材にしたデザインを自由に投稿し、商品化まですることができます。

※自社調べ



(2)ファッション性の高いアニメファッションを提供できる

 「ani-t」は“街で着られる”というコンセプトのデザインを募集することで、キャラクターが単にプリントされただけの“ダサい”Tシャツではなく、ファション性の高いアイテムの提供を目指します。



(3)上手なイラストを描けなくても誰でも気軽に参加できる

 「ani-t」に投稿するのはあくまでもデザインのため、一般的なイラスト投稿サイトとは異なり、イラストを上手に描けない方でも投稿できます。また、提携作品の素材ファイルを「ani-t」上でダウンロードできるため、その素材を加工するなどして、誰でも簡単にデザインを製作できます。勿論、デザインを投稿しなくても、“いいね”することで商品化を後押しできるので、誰でも気軽に参加できます。





■4.「ani-t」β2.0版の新しい特長:コラボ機能

 β2.0版からは、異なる版権物を組み合わせた「コラボTシャツ」のデザインも、常時投稿できる様になりました。これは業界初※の取組みです。

まずは、コラボ第1弾として、人気ボーカロイドの「GUMI」と「結月ゆかり」のコラボ機能を実装いたしました。今後、第2弾、第3弾とコラボ機能を追加していきます。

※自社調べ





■5.今後の展望

(1)アニメ、ゲーム、キャラクターなど、「ani-t」と提携する作品の数を増やしていきます

※現在10社、19キャラ数(未公開作品含む)⇒目標80社、120キャラ数

(2)当面はTシャツのデザインを募集しますが、パーカーなど、取り扱うアイテム数は順次増やしていきます

(3)日本コンテンツ業界の更なる発展に寄与するため、2017年度に海外展開を目指します



◎(ビジョン)

 「ani-t」の商品は、版権元が100%製作する「公式グッズ」や、ファンが100%製作する「同人グッズ」とは異なる、第3のグッズという立ち位置になります。「ani-t」は、版権元も作品のファンも垣根を越え手を取り合うことで、新たな価値を生み出す『次世代型1.5次創作のカタチ』を推進していきます。





●※1「ani-t」と提携している版権の詳細

(2016年11月1日現在・版権元読み五十音順)

<キャラクター系>

「GUMI(Megpoid)」「神威がくぽ(がくっぽいど)」「kokone」…(c)INTERNET Co., Ltd

「jamバンド」…(c)AHS Co.Ltd

「結月ゆかり」…(c) VOCALOMAKETS Powered by Bumpy Factory Corporation.

「霧島レイ」…(c)Yupiteru



<ゲーム系>

「あやかし百鬼夜行」…(c)ICJ

「ブレイブソード×ブレイズソウル」…(c) grimoire Co.,Ltd. All Rights Reserved.

「猫耳さばいばー!」…(c)2014 GeePlus, Inc. All rights reserved.

「我が家の子猫ちゃん」…(c)NovelEngine/COSEN

「駅奪取」…(c)Mobile Factory

「紫影のソナーニル Refrain」…(c)2014 Liar-soft





●企業概要

商号  : 株式会社ミルフィーユプラス

所在地 : 〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町3-21-5

      ヒガシカンダビル307号

代表者 : 代表取締役社長 高橋 弘旭

設立  : 2014年4月8日

URL   : http://www.mille-feuille-plus.com/

      [ani-t] https://www.ani-t.com/

事業内容: インターネットサービス事業





●一般の方のお問い合わせ先

https://www.ani-t.com/contact/
情報提供元: @Press