高橋:「1.34倍という有効求人倍率の高騰、賃上げの要請等の社会背景もあり、現代の人材獲得競争はこれまでに無いほどの激しさを見せています。しかし、そんな今だからこそ、我々中小・ベンチャー企業は“Give and Take”、すなわち、『まず給与を上げて、それから業績を上げていく』という方向へシフトしなければなりません。これまでの、『業績が上がったから給与を上げる』という“Take and Give”ではなく、まず経営者・企業が給与を上げる。すると現場は必ずコミットし、その報酬に見合った成果を出します。この成果こそ企業を支えるものであり、そのサイクルを確かなものにするために必要なものが、まさに人事評価制度なのです。」