スマートフォンが日常に欠かせないアイテムとなった昨今。特に用もないのになんとなくスマホを起動して、ついつい使いすぎてしまうという人は多いのではないでしょうか。
花王株式会社が20〜50代のスマートフォン利用者800名を対象に実施した、「スマートフォンの利用実態調査」の調査結果をご紹介します。

約半数が「就寝時」までスマホを利用
調査によると、1日のスマートフォンの利用時間として、「2時間以上」と答えた人が66.7%。「4時間以上」と答えた人は全体の約3割(28.9%)いることがわかりました。
また、スマートフォンの利用タイミングは、全体では約半数(50.1%)が「就寝時」まで利用すると答え、1日「4時間以上」の⻑時間利用者では、71.3%もの人が「就寝時」までと回答しました。

スマホの用途は「メールの送受信」「LINEなどのメッセージアプリ」「ニュース閲覧」が上位に
スマートフォンをどのような用途で利用しているか聞いたところ、「メールの閲覧・送信」(76.6%)、「LINEなどのメッセージアプリの利用」(66.3%)が多くの数値を集めました。また、1日におけるスマートフォンの利用時間別に見ると、4時間以上の⻑時間利用者ほど、「ゲーム」(4時間未満26.1%、4時間以上49.1%)、「動画視聴」(4時間未満31.4%、4時間以上56.1%)の項目において、4時間未満の利用者と20ポイント以上の大きな数値の開きが見られ、⻑時間利用者ほど、「ゲーム」や「動画視聴」を行っている傾向が浮き彫りになりました。

⻑時間利用者の約75%が就寝前もスマートフォンを「30分以上」利用
「就寝前のスマートフォンの利用時間」では、1日「4時間以上」の⻑時間利用者の75.7%が「30分以上」就寝前までスマートフォンを利用していることがわかりました。

また、スマートフォンを使いすぎてしまったと感じた時のエピソードを自由回答で聞いてみると、「寝る前に動画を見ていたらそのまま眠れずに朝になってしまった。」(群馬県20代女性)、「朝までゲームやマンガに夢中になっていた。」(広島県30代女性)などという声も聞かれ、就寝時に“ついついスマホ”をしてしまう人が多いようです。

眠れないからといってスマホを使い始めると、余計に目が冴えて眠れない悪循環に陥る可能性もあります。目にも美容にもよくありませんから、特に女性のみなさんはほどほどの利用を心がけたいものですね。

情報提供元: WomanSmartLife
記事名:「 約3割が1日4時間以上スマホを利用!就寝時に“ついついスマホ”していませんか?