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カラーリーフは葉の形や色を楽しむので、花の管理に比べ 手入れがあまり必要ありません。
花が咲き終わった後に行う花柄摘みや、肥料を与える回数も少なめ。決まった時期に決まった管理を施せば、何年間も楽しめる草花もありますよ♪ありがたい存在ですよね。
真夏や真冬は、どうしても花が少なくなります。特に冬場は、日当たりが悪くなることで庭全体が暗く沈んだ雰囲気に。
そこにカラーリーフを植えると、色が少ない花壇が華やかで明るい印象に変化するんですよ。
カラーリーフだけの寄せ植えを作っても、オシャレですよね♪
花壇が単調だと感じることはありませんか?私もよくあります。
そんな時にはカラーリーフです。
花束を思い出してください。 ワンコインの小さな花束でも、葉っぱが1つ含まれているのを見たことはありませんか?
カラーリーフが花の中に入ると、 花だけだとボヤけてしまう空間に、メリハリをつけてくれます。 一気に上級者花壇に変身しますよ!
ここでは、 寄せ植えに使いやすいリーフをご紹介します。 花の中に馴染ませるように入れてあげると、動きが出て寄せ植えが引き締まりますよ。
緑色の中に、白い模様(斑入りと言います)が入るのが特徴的。匍匐性(這うように広がる性質)なので、 鉢の淵に植え付けてあげると垂れ下がるように伸びていきます。
とても丈夫なので、伸びすぎたと思ったら途中で切っても大丈夫。
土に着くと、節から根が生え、その場に根付いてしまうほど。 広がりすぎるので、地植えにする場合は注意が必要です。
銅葉、赤、オレンジ、緑…花壇の雰囲気に合わせて「何色にしようかな?」と選ぶ楽しみがあるアルテルナンテラ。
立ち性、匍匐性、共に存在します。どんどん枝分かれしていくので、 花が大きく動きが少ない植物との相性も抜群ですよ! 写真中央のアルテルナンテラは、立ち性。枝の雰囲気が面白いですよね。
日向〜明るい日陰まで育てることができる、オシャレで優秀な植物です。
シルバーリーフの定番、と言っても過言ではないシロタエギク。流通量も多いので、どこでも購入できますよ!
馴染みがよく、特に冬場に重宝します。 初夏の頃には黄色い花を咲かせますが、花が終わってもリーフとして楽しむことが可能。葉牡丹とシロタエギクの相性も抜群ですよ。
カラーリーフには、 花も楽しめる植物があります 。ここでは、花も素敵なカラーリーフをご紹介します。
ヒューケラだけで花壇を構成できるほど、 色の幅が広くオシャレ度が高いリーフです。 ヒューケラだけでも存在感がありますが、特に小花との相性は抜群。ヒューケラ特有の葉の形が、揺れる小花の背景にくると、花色が浮かび上がるように見えますよ。
3月下旬頃からは花も楽しむことができ、40〜60cm程の花穂が上がります。花穂はドライフラワーにしても可愛らしいですよ♪
ティアラを語源とするティアレアは、葉の切り込みが深いのが特徴的。常緑品種ですので、1年中鑑賞ができます。
そしてなんといっても、花の美しさ。 3月下旬頃から咲き始める花は、まるで線香花火弾けているかのような不思議な形をしています。 花に魅了され、リーフとして植栽しつつも、春に咲く花を楽しみにしているガーデナーも多くいるほど♪私もその1人です。
大型品種から小型品種まで、 庭の大きさに関係なく育てられるホスタ。 ライムグリーンの明るい葉色から斑入りのタイプ、モスグリーンのような落ち着いたカラーもあり、春〜秋まで楽しめますよ。
花は7月〜8月の真夏に開花。 ホスタも花茎をスッと伸ばすように咲きますので、立体感が生まれます。 冬は地上部が枯れますが、春になると芽吹いてきますよ。
力強い芽吹きを鑑賞できるのも、ガーデナーの楽しみですね♪
形や色が特徴的なリーフを入れると、メリハリが生まれます。ここでは たった1株でも花壇が引き締まるリーフ をご紹介します。
コリウスは、夏〜秋に重宝するカラーリーフです。耐寒性が弱いため、一年草扱いとなります。 神秘的な葉色は、一瞬で目を奪われること間違いなし。
コリウスだけの花壇を作る方もいるほど、ファンが多いカラーリーフです。価格も安価で流通量も多いので、まだコリウスを植えたことがない方には、ぜひ試していただきたい植物です♪
ユーフォルビアとも呼ばれる一年草扱いの植物。 花が咲いてもほとんど目立たず、美しい葉の形を楽しめます。 夏〜秋が鑑賞期にあたりますが、すべすべしていて水を弾く様子は、涼やかさを演出してくれます♪
水捌けがよく、日当たりも良い場所に植え込みましょう。
食用ではなく、観賞用として販売されているトウガラシがあります。写真の紫色をした植物が観賞用トウガラシブラックパールと呼ばれる品種です。
緑色の中に一ヶ所ダークトーンのトウガラシが入ると、ぼやけた印象に締まりが生まれます。
他にも、ゴシキトウガラシという、赤、黄色、紫とカラフルな色の実をつける観賞用トウガラシも。初心者でも育てやすく、鑑賞期間も6月〜11月頃までと長く楽しめますよ♪
土を隠したい…そんな時にはグランドカバーに使えるリーフを。 生育旺盛な草花が多いので、あっという間に土を隠してくれますよ♪
這うように広がるアジュガは、 花壇の縁取りにピッタリ。 葉の色もダークトーンの銅葉系や緑色、斑入りのものと幅があり、3月頃には花も咲かせてくれますよ。
株元から伸びる細い茎(ランナー)の先に子株を作る性質があるので、よく広がります。広がりすぎることもよくありますが、根が浅いので大丈夫。手で簡単に抜けます。
抜いた草花を別の場所へ移植するだけで根付くほど、繁殖力も強いです。
こんもりと広がるタイプのグランドカバープランツです。 耐寒性も高く常緑、淋しくなりがちな冬庭に彩りを添えてくれます。
夏場は梅雨前に一度バッサリ切り戻すと蒸れ対策に。生育旺盛なので、すぐに元通りになります。立ち上がり気味に広がる性質を持つので、 立体感が欲しい時におすすめですよ。
葉の色が美しいビオラです。耐寒性・耐暑性が共に優れており、 冬場でも葉を茂らせます。 零れ種でよく増えるので、一株植えると翌年には沢山生えている…なんてことも。
花は小輪で、紫色。野生のスミレのような慎ましさを感じます。
やや日陰で風通しの良い場所に植えてあげると葉の色が美しく、心地よさそうに咲きます。寄せ植えとの相性も抜群です♪
カラーリーフには生育旺盛で、何年にも渡って楽しめる宿根草も多く存在します。
寄せ植えに使った後花壇に植え込んだり、株分けをして庭に散りばめたりと、何度も楽しむことができますよ。
肥料もほとんど要らないので、植え付けたらコスパも抜群。カラーリーフのある庭を楽しんでみませんか?
余暇プランナー
ガーデニングが大好きな主婦、みほです。小さな庭と朝時間という、YouTubeチャンネルを運営しています。仕事、子育ての傍ら、毎朝ガーデニングに勤しむ日々。3坪ほどの小さな庭は、毎シーズンお花を買いすぎて大爆発(笑)。それでもお花を増やすことを止められません。ガーデニングを一度挫折した経験もあります。初心者でもガーデニングを楽しみながら続けられる、そんな記事を目指して執筆していきます。
【ガーデニング】植えるだけでオシャレ度アップ!おすすめカラーリーフを用途別にご紹介♪