パーティをかわいくデコレーションできるガーランド。三角のはたがとてもかわいいですね。

三角を並べるだけと思って作ってみると思ったよりうまくいかないことはないでしょうか。基本の作り方をマスターすれば好きな色や素材でいつでも作ることができます。

今回は、パーティやイベントにおすすめのアイテム、ガーランドの作り方をご紹介します。

三角以外の形にもチャレンジしたいという人に、色んなパターンのガーランドも合わせて紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

ガーランドとは

ガーランドとはもともと名誉のしるしとして贈られる花輪や花冠のことでした。英語ではgarland。紀元前2000年事の古代エジプトの壁画にも残っている最古のフラワーアレンジメントと言われています。

ギリシャやローマに伝わったガーランドは神事だけでなくお祝い事にも使われるようになりました。

今では 花や葉、フラッグなどのオーナメントをひもやワイヤーで吊って飾るアイテム をいいます。

吊るすインテリアとして、他にもスワッグやモビールなどが思い浮かびます。

「スワッグ」はお花や葉を束ねて壁にかける飾り。

「モビール」はゆらゆらと風の流れで動くのが特長。ガーランドと同じようにひもなどで飾りを吊るします。天井から吊り下げる天びんのような形のものが多いです。

スワッグやモビールは普段使いのインテリアにぴったり。ガーランドは パーティや写真撮影のアイテムとして使われることが多い ですね。

お誕生日パーティなどを華やかにしてくれるガーランド。作り方やデザインも色々と工夫することができます。

基本のガーランド

最もポピュラーな三角形のガーランドを作りましょう。紙でも布でも作ることができます。

材料と道具

  • 紙か布
  • 厚紙
  • カッターやはさみ
  • のり
  • ひも

布や折り紙はお好みの柄や素材を選びましょう。 素材によって雰囲気ががらりと変わるので色々試してみるのも面白いですよ。

紙は折り紙でも作ることができます。色画用紙だともっと大きなサイズでも作れますね。包装紙などランダムながらも大人っぽく仕上がります。

布を使うときはのりはグルーガンがおすすめ。ボンドを使うときはへらなどボンドを薄くのばすものもあると作りやすいです。

ひもはリボンでもいいですが、細いものを選びましょう。麻ひもや毛糸もおすすめです!

【作り方】型紙を作る

まずは型紙を作ります。型紙を作って置けばたくさん作るときでもサイズが簡単にそろいます。型紙を残しておくと次の機会にも作りやすくなりますね。

まずは 厚紙にひし形を書きます 。三角形は 正三角形か二等辺三角形 になるようにしましょう。

正三角形の時は十字の線を引きます。短い方の線の両端の頂点から長い方の線に向かってななめの線を引きます。ものさしで測りながら短い線と同じ長さになるように調整しましょう。

二等辺三角形も同じように線を引いてひし形を作ります。今度は高さは自由に選びましょう。ななめの線がゆるやかだと幅が広めに。斜めの線を長めにとると長い三角形になります。

ひし形が書けたらはさみで切りましょう。

【作り方】布や紙を厚紙の形に切り取る

布や紙に厚紙をあてて型取りします。線を引き、線の通りにカット。作りたい枚数分続けます。

【作り方】三角形に折ってのりづけ

ひし形の真ん中にひもがくるように置きます。1枚ずつのりづけするので全部並べなくても大丈夫。

ひもがずれないようにしてひし形を半分に折ります。開いてのりづけしましょう。できるだけ端までしっかりのりをつけるとはがれにくくなります。

好きな長さまでフラッグをつけましょう。

長いとひもがからまりやすくなります。広い場所で作ったフラッグをうまく重ねながら作業しましょう。

形を変えて楽しむガーランド3選

三角形以外の形もおすすめ。今回は3種類ご紹介します。

  1. 四角

四角いガーランド

四角い形にカットするガーランド。おすすめポイントは文字やイラストを入れられるところです。

三角でももちろん文字を入れることはできます。しかしバランスが取りにくかったり文字が小さくなってしまったり…

四角の中であればしっかり文字をアピールすることができます。

正方形や長方形で工夫してみましょう。カットする作業もあまりないので文字やイラストに時間をさくこともできます。

四角いので写真用のケースや写真そのままを飾ってもいいですね。写真をおしゃれにお部屋に飾ることができます。

旗の形のガーランド

三角形以外の旗にも挑戦。まず長方形に切って半分に折りひもを通してのりづけしてしまいます。

その後に好きな旗の形にカット。三角にへこませても、逆にとがらせてもいいですね。

国旗にアレンジすると面白いです。隣同士はくっつきすぎないように注意してください。

丸のガーランド

丸だけでなく星形やハート型でもガーランドは作ることができます。

丸の作り方は2種類。1つは雪だるまのような形の台紙を作ります。そして、つなぎ目にひもをはさみ、のりづけするパターン。

もう1つは丸を切って穴あけパンチで上の方に穴をあけます。空いた穴にひもを通してしまいましょう。

1つ目の方が丸の形がはっきり見えますが、ひもが通る部分はまっすぐなりがちです。穴をあける方が失敗しにくいですが、ひもの色が目立ちすぎないように注意が必要です。

お好みの作り方で挑戦してみてくださいね!

文字ガーランドの作り方

作ったガーランドに文字を入れるとパーティの雰囲気が出ます。

文字を入れるなら手書きかパソコン。

パソコンを使えば様々なフォントを楽しむことができます。文字をパソコンで打って紙にプリントするだけ。旗の形も作ってしまうとのりづけも楽ちんです。

文字を大きく切って作る文字のガーランドにもチャレンジ。メッセージをよりはっきりと伝えることができます。

材料と道具

  • プリンター
  • 色画用紙やデザインペーパー
  • コピー用紙
  • はさみ
  • クリップ
  • 穴あけパンチ
  • ひも

【作り方】好きな文字のサイズとフォントを印刷する

今回「HAPPY BIRHTDAY」のガーランドを作ります。

まずパソコンでHAPPY BIRTHDAYのフォントをうちます。サイズやフォントが決まったらプリントアウトしましょう。

【作り方】文字の形にカットする

プリントした文字をカットしたい紙の上にのせてクリップで留めます。

文字の形に合わせてカット。白抜きの部分もはさみやカッターでくりぬきましょう。

【作り方】穴をあけてひもを通す

最後に文字の上に穴をあけてひもを通します。ひもはできるだけ隠れるように上から入れて下から出すようにしましょう。

ひもを通さずに裏にひもをテープでとめることもできます。

【作り方】飾る

出来上がったら飾りましょう。ひもの端をわっかにすると画びょうなどで引っかけることができます。

あまり重くなければそのままテープで壁にはりましょう。

壁だけではなくテーブルにかけることもできます。

ガーランドでワンランク上の演出に♪

ガーランドはパーティだけでなくお店やお部屋の飾りにもなります。

自分らしさやお部屋の雰囲気づくりに欠かせないアイテム。素材や形を変えるだけで印象を変えることができるのでとても簡単。

シンプルな作りなので誰でも簡単に作ることができます。長さも大きさも自由自在!手づくりガーランドを生活にプラスして毎日をさらに楽しみましょう。


cocohouse.m

余暇プランナー

ハンドメイド作家歴9年。 イラストを描くことが好きで、オリジナルイラストを使ったグッズやワークショップをしています。minneとCreemaを中心にネット販売も数年前から始めました。多くのお客様に作品をお届けできていることをうれしく思っています。県内のイベントにも年10回ほど出店しています。ハンドメイド販売の楽しさやポイントなどをお伝えできたらと思っています。

【ハンドメイド】3分でマスター!基本のガーランドの作り方と楽しみ方

情報提供元: YOKKA
記事名:「 【ハンドメイド】3分でマスター!基本のガーランドの作り方と楽しみ方