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ギラギラと降り注ぐ真夏の太陽の下でのキャンプシーズンも終わり、近づく秋の気配…。
そしてどこからか聞こえてくる腹の虫…。グー…キュルキュルキュル…。
そう、秋と言えば味覚の秋!そして秋の味覚の王様と言えばきのこ!!
夏に使ったテントを押入れに仕舞っているそこのあなた、ちょっと待ったああ!テントを片付けるのはまだ早い! 実は秋のキャンプにも楽しみはいっぱいあるんです!
秋の味覚の王様、きのこ狩りを楽しめるキャンプ場が全国にたくさんあることをご存じですか?
9月から雪の降るまでの11月は、きのこ狩りのベストシーズン です。そろそろ計画を立てる時期ですよ♪
きのこ狩りを楽しむ方法としては主に、
があります。
ツアー型は、き のこ狩りのガイドさんに里山などを案内してもらう 方法です。きのこは種類が多く食用か毒きのこかの見極めが難しいので、初心者の方には安心です。
体験型は、いちご狩りやぶどう狩りのように、 施設等で栽培されたきのこを採る 方法。
個人型は、 自分で山やキャンプ場に入り きのこ狩りを楽しむ方法。きのこの知識が必要なので初心者の方は難しいかもしれません。
ここでは、ツアー型、体験型、個人型のそれぞれのきのこ狩りが楽しめるキャンプ場をご紹介したいと思います。とっておきのキャンプ場4選、ご覧ください♪
長野県の西北端に位置する小さな小谷村にある小さなキャンプ場です。壮大な妙高戸隠連山と北アルプスに抱かれ、山奥の隠れ家的なキャンプが楽しめます。
https://www.otarinatureschool.net/tankenmuracamp
おたり自然学校は、小谷村を舞台にさまざまな体験ツアーを提供している体験コーディネート団体です。
などなど、 四季折々の魅力的な企画をたくさん用意 しています。
「学校」と名が付くので、もちろん「校長先生」がいらっしゃいます。
校長先生…と聞くと、スーツを着て気難しい顔をして遊びとは縁遠いのかな…と思われるかもしれませんが、こちらの校長先生の趣味は「山菜採り。きのこ狩り。渓流釣り。狩猟」となんとも勇ましく頼もしい!
色んなことを教えてもらいたくなる、笑顔がとっても素敵な校長先生です♪
癒し担当の小さな可愛いスタッフさんもいますよ♪
(ぜひホームページをご覧ください♪)
石坂森林探険村は、おたり自然学校が運営しているキャンプ場です。
カモシカやイノシシなどの野生動物が暮らす山深い森の中に、広々としたフリーサイトが広がります。
岩魚やヤマメの泳ぐ池、飛び交う蛍、満天の星空…。
美しくもワイルドなキャンプが楽しめます♪ バンガローでの宿泊も可能 なので、キャンプ初心者の方はそこからキャンプ体験をはじめるのもオススメです。
おたり自然学校には「〜野人と行く!秋のごちそうハント〜天然きのこ狩りアドベンチャー」というきのこ狩りツアーがあります。
ガイドさんと一緒に旬の天然きのこを探しに里山に入ります 。
収穫できるきのこの一例として、
などが挙げられます。
収穫したきのこは、ランチにきのこ鍋やきのこの天ぷらなどで頂きます♪
(多量採取による枯渇防止のため、きのこの持ち帰りはできないのでご注意ください。)
2022年は9月17日(土)~11月6日(日)までツアーが開催されるようです。
詳しくはホームページをご確認ください。
岐阜県関市にある関市武儀地域を代表するキャンプ場です。広大な敷地に30のテントサイトと17棟のバンガローがあります。
https://yataki-woody-land.net/
八滝ウッディランドは通年営業をしており、四季折々の自然の美しさとアクティビティの豊富さから、年々お客さんが増加しています。
落差12メートルの「八滝」は可憐で美しく、
と、1年を通して楽しみがいっぱいです。
八滝ウッディランドでは、アクティビティとして「原木しいたけ狩り」が出来ます。
原木しいたけって美味しいんですよね~。 丹精込めて作られたしいたけは、そりゃもう絶品! この美味しさを味わえるのは、ひとえにスタッフの方々が手間のかかる「原木栽培」を続けてくださっているおかげです。
自分で狩って炭火バーベキューで焼いたしいたけを、お醤油をちょんと垂らしてぱくっ!なんて最高です。
お値段は時価で、お値打ち価格でしいたけ狩りを楽しめますよ。(市場価格…大体100g130円ほど)
予約が必要 なのでお忘れのないように…!
キャンプ場のバンガローには珍しい六角形の形をしているものがあります。
通称「きのこ型バンガロー」。秘密基地のようでお子さんにも大人気です♪ バンガローの下はバーベキューできるスペース があり、雨の日でも安心。
きのこを狩って、きのこを焼いて、きのこを食べて、きのこに泊まる…。 まさにきのこづくし の1日が楽しめそうですね♪
長野県松本市奈川にあるキャンプ場です。奈川はそばの名産地として有名で、名物に「とうじそば」があります。
https://takasome.furusatonagawa.com/
高ソメキャンプ場は、近くに北アルプス南部の観光地である 上高地や乗鞍高原 があり、 松本 や 安曇野 や 木曽 、岐阜県の 飛騨 にもアクセスが良く、観光巡りの拠点としても最適な場所にあります。
標高は約1200メートルと夏でも涼しく、美しい白樺の木々がキャンパーを優しく迎え入れてくれます。
そして何といっても 乗鞍岳 。キャンプ場からの乗鞍岳の雄大な眺めには、思わず圧倒されることでしょう。
また、キャンプ場内の釣池には 岩魚とニジマスが放流 されており、釣り好きにもたまらない。
訪れたすべての人々が日常を忘れてホッと息を付ける、落ち着いたキャンプ場です。
全部で100あるサイトには、 すべて車を横付けすることが出来ます 。荷物の持ち運びも楽チン♪
(私は毎度、設営の時よりも撤収の時に車が近くにある嬉しさを噛みしめています)
サイトはエリアにより特徴が異なり、
と 5つのエリア に分かれます。
どのサイトも魅力的ですが、一番オススメなのはやはり 乗鞍岳の眺望が美しい釣り池周辺のエリアA でしょうか…♪
池の上が開けているので、 星空も綺麗 に見えます。リピーターも多く最盛期は予約が取り難いエリアなので、早めに計画を立てておくと安心です。
ちなみに、ホームページにエリアごとの詳しい特徴や各々のサイトの広さが細かく掲載されています。とても丁寧に書かれていて、スタッフさんのキャンパーへの心遣いを感じます。
高ソメキャンプ場のきのこの時期は、9月下旬~10月中旬頃です。
主に採れるきのこは、
などが挙げられます。
宿泊の方は 無料 で採れますよ♪
また、宿泊以外の方もお1人200円で入場してきのこ狩りを楽しむことが出来ます。日帰りで200円できのこ狩りが出来るのは嬉しいですね♪
栃木県芳賀郡茂木町の高台にあるキャンプ場です。眼下に清流・那珂川を見下ろし、ダイナミックな渓谷美を楽しめます。
https://wasinosu.com/
鷲の巣キャンプ場と他のキャンプ場が大きく異なる点は、 景観 です。鷲の巣キャンプ場は標高216メートルの低山「鎌倉山」に隣接し、高台から大地を見下ろす珍しいロケーションにあります。なので 眺望の美しさは別格 !
鎌倉山へは散歩道が整備されておりハイキングに行くこともでき、さまざまな那珂川の美しい姿を楽しめます。
とくに川岸から100mの断崖からの眺めは「 栃木の景勝百選 」に選ばれるほどの素晴らしさです。
(鎌倉山頂上へは車で行くこともできます)
鷲の巣キャンプ場では、 雲海を見ることが出来ます 。
雲海とは、日中に暖められた空気が夜になって冷やされ、風の流れがない場合、冷やされた空気が山の間にとどまり、空気中の水分が霧となって発生する自然現象。
その様子を高いところから見ると、雲の海に山々が島のように浮かんでいるように見えることから「雲海」と言われます。
雲海が発生する条件として、
と言われています。
(この条件が揃ったら絶対見られるというわけではないのでご注意ください)
もし雲海が出たら、雲の上にいるような神秘的な光景が見られると思います。 出会えたらラッキー ですね♪
鷲の巣キャンプ場のきのこ狩りのシーズンは、 9月~10月 です。
採れるきのこの種類は、
などが挙げられます。
とくに「チタケ」は栃木県民の間では好んで食べられており、チタケとナスを香味油で炒めたものをつゆに用いる「 ちたけそば 」は、栃木県の代表的な郷土料理として親しまれています。
10月にきのこ狩り&雲海をダブルで楽しむ贅沢な計画もオススメです♪
いかかでしたか?
ぜひ今年の秋にはきのこ狩り&キャンプで、身も心も胃袋も、全身で秋を楽しんでください♪
余暇プランナー
元々都会育ちですが、登山にハマったのを機に長野県に移住しました。里山暮らしを家族4人で楽しんでます!登山やキャンプが趣味。テントを張って自然の中でダラダラするのが好きです。森の中で昼間から飲むお酒とか最高ですよね。旅も好きで、独身時代にはカナディアンロッキーをバンで寝泊りしながら、山を巡る旅をしたりしました。