高知県移住促進課はこの度、実際に高知県にUIターンして活躍している移住者が自身の体験を語るPR動画を制作し、本動画の完成披露発表会を都内で開催。

高知県が都市部とは違った自己実現の場や活躍の場があることをはじめ、多様な価値観にも対応できる可能性があることなどをアピールしました。

 

高知県の魅力を伝える「高知県UIターンPR動画」がお披露目

四国の南西部に位置する高知県は、年間を通して温暖な気候と雄大な自然が広がっており、海・山・川の幸に恵まれたグルメをはじめ、オープンで温かい県民性など多くの魅力を持つ県。

県外からの移住者も年々増加しており、令和5年度は過去最多となる1,437組1,930人にのぼり、さらに多くの人に高知移住の魅力を伝えるべく、高知県ではUIターンを行い活躍する若者たちが自身の体験や高知県の魅力を語るPR動画を制作しました。

本動画の完成披露発表会に登壇した高知県の濵田省司知事は、

「昨年度は1930人もの方が移住をし、高知の新たな仲間になっていただきました。しかし、若い女性を中心に若者の県外への転出も続いており、人口減少対策のため総力を尽くして対策を講じております。当事者の意見を聞くため、若い女性100人にヒアリング調査を行ったところ、様々な価値観が移住・定住の決め手になっていることを我々も理解し、今回“若者や女性の多様な価値観が尊重され活躍ができる高知”というイメージをコンセプトにプロモーションを行い、高知にUIターンしている若者のリアルな姿をご覧いただこうと思っています。」

と、PR動画制作の経緯などについて説明しました。

今回のプロモーションのキャッチコピーは「この暮らし、ありかも。」。

この動画は12月16日よりJR東日本 山手線、横須賀線・総武快速線で放映。また、12月23日からはJR西日本全線、大阪府の主要駅など広範囲での放映が決定しているほか、12月18日からはWEB広告もスタートし、特設サイトもオープンしています。

 

高知に縁がある藤岡弘、と中村里帆が高知県の魅力を語る!

続いて、高知県にゆかりがあるゲストとして、俳優・武道家としても活躍されており、1974年放送の大河ドラマ・勝海舟で坂本龍馬役を演じた「藤岡弘、」さん、そして高知県出身でありNHKの連続テレビ小説「らんまん」に出演した女優の「中村里帆」さんが登壇。

藤岡さんは、

「私は愛媛県の久万高原で育ったんですが、幼い頃から坂本龍馬の影響を多く受けていました。私の友人も高知の方に住んでいましてね。私にとっては高知は“第2の故郷”です。」

と語りました。

中村さんは、昨年にデジタルガイドブック「ろいろい高知旅」を発売し話題となっており、

「“ろいろい”って、土佐弁で“ぶらぶらする”って意味なんです。高知にはたくさんろいろいできる場所があって、もっと若い方にも気軽に旅行しに来てほしいという想いでガイドブックを作らせていただきました。本日も、高知の新しい魅力を少しでもお伝えできたらと思っています。」

と話しました。

 

これからの高知への期待は「変身」

今回制作されたPR動画が会場で報道関係者に先行公開され、一緒に動画を見た藤岡さんは、

「CMっぽくなくていいですね。女性が非常に元気で活躍してる姿が入っていてとてもいい。のびのび・生き生きしている女性像が見えていいなと思いました。」

と、動画で登場する女性たちについてコメント。

中村さんも、

「女性がハツラツと、自分らしく生きている姿がすごく格好良いなっていう印象を受けました。高知って広大な自然とか、食材も魚とか野菜を食べると、エネルギーが湧く感じがあるんです。そういったものがこの動画でもすごく出ていて、“この暮らし、ありかな”って思ってくれる方がたくさんいるんじゃないかと思います。」

と語りました。

その後にはフリップトークを実施。

「高知に住むならなにしたい?」というテーマに、藤岡さんは「山・川・海の大自然で家族と一杯想い出を作りたいぜよ!!」と回答。

「もうこれしかないですね。高知の大自然の中でたくましく子どもたち、家族を育てる。その姿が思い浮かぶんですよね。」

と、大自然の中で暮らす姿を思い浮かべたそう。

一方中村さんは「仕事も遊びも食事も満喫したいぜよ!!!」と回答。

「私の高知に住む友人たちって、平日はバリバリ仕事して、週末は川とか山とかでキャンプしたり食事したりと(日々を)満喫しているし、生きているなっていう印象があるので、そういう姿を見ると理想的だなと思うし、憧れます!」

と、仕事と大自然の中で過ごす休日とメリハリをつけ、生き生き過ごす友人たちの姿に憧れたと語りました。

続いては「高知県のこれからに期待すること」がテーマ。

藤岡さんは「変身」と、まさに藤岡さんを代表する言葉を回答。

「いまや日本も大転換期。(濵田)知事のように、新しいことに挑戦して変身していこうというのは僕はすごいなと思いました。やっぱり高知が好きなので、どんどんと変身して、逆境や厳しい状況になろうとも打ち勝って変えていってもらいたいね。」

と、高知県へエールを送りました。

一方中村さんは「女性が活躍する県」と発表し、

「(高知県では)私の祖母も母も、あと最近は同世代の友人とかも、仕事をしながら・働きながら子育てをしている女性がすごく多いんです。もっとそういった高知の環境が広く知れ渡っていって、多くの人に興味をもっていって欲しいなって思います。」

と語り、本イベントを締めくくりました。

雄大な大自然や美味しい食事が魅力的な高知県は、多様な価値観と暮らし方が実現できる県。

高知県でUIターンし充実した生活を送っている方をテーマにしたPR動画は、JRなどの電車内やWEB広告のほか、高知県移住ポータルサイト「高知家で暮らす。」でも公開されているので、ぜひ一度ご覧になってみてください。

特設サイト:https://kochi-iju.jp/service/new-life.html

情報提供元: TORSO JACK
記事名:「 「この暮らし、ありかも。」“生き生きと暮らせる”高知の魅力を発信する高知県UIターンPR動画が完成!