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「まるごとSOYカスピ海ヨーグルトは、2024年7月に“きなこ”の添付企画を実施。前月6月と実施後の8月を比較すると、100人当たりの平均購入金額規模、購入回数規模ともにどちらも30%程度アップするなど、着実にお客様の中で定着してきていると感じます。」
とコメント。
「リニューアルでカスピ海乳酸菌を使った大豆ヨーグルトにしたことで、それまではストイックな大豆好きの方が多かったところ、もう少しライトなお客様も購入いただけるように間口が広がりました。一方、ヘビーユーザーの方からは酸味が穏やかで、大豆の味がしっかりしているのでおいしいというお声をよくいただきます。」
と、ライト・ヘビーユーザー双方から評価されていると説明。
「豆乳では捨てられてしまう“おから”の食物繊維や、原材料由来の自然な食物繊維を摂れることが、健康志向の方や女性のゆらぎ世代の方を中心に好評です。またこの秋から“管理栄養士推奨マーク”もつくことになりました。他の豆乳ヨーグルトに比べ、滑らかでとろ~りなめらかな食感が楽しめるので、その点は差別化が出来ています。」
と、今年9月からパッケージをリニューアルしたことも語りました。
フジッコは、2005年に「カスピ海ヨーグルト」を、そして大豆をより手軽に摂取できるように大豆素材の植物性ヨーグルト「大豆で作ったヨーグルト」を2020年3月に発売しています。
“まるごと大豆”ならではの大豆の風味・栄養の濃さや、乳成分不使用・コレステロールゼロという植物性ならではのヘルシーさから、健康や美容に関心の高い女性を中心に好評だったものの、大豆特有の後味やヨーグルトの酸味についておいしさを向上させるために製法の見直しを続け、最終的に「カスピ海乳酸菌(クレモリス菌FC株)」を使用することで、よりまろやかでクリーミーな味わいを実現。
フジッコ ヨーグルト・デザート事業部 開発の森脇鏡后氏は、
「リニューアル最大の焦点は、大豆風味との相性を考えて酸味を抑えること。それには大豆にカスピ海乳酸菌を組み合わせるのが一番いいということまではわかっていましたが、カスピ海乳酸菌は大豆に含まれている糖だけでは十分に活動できないため、上手く発酵が出来ませんでした。」
とリニューアルが苦戦したと説明。
試作を行っていく中で糖を加えてみたところ、理想の酸味と発酵した大豆の風味を保ち続けることに成功したのだとか。
「また色味についても、大豆に含まれているポリフェノールの影響でヨーグルトの色が変わってしまうため、変色を抑えようと執着していた時期がありました。その時、たまたま紹介された素材のメカニズムにヒントを得て、1日1試作を目標に100回を超える試作を重ねた結果、色味だけでなく味も確実によくなり、地道な開発に偶然が重なったことで、商品の見た目・味・風味に奥行きを醸し出すことに成功しました。」
と語り、味だけでなく色味にもこだわったと説明。
「大豆の種類」「乳酸菌のブレンド」「温度や時間などの発酵条件」「特殊な処理」など、様々な条件やパターンを考慮すると1万パターン以上、7年間をかけたリニューアルだったそうです。
大豆をまるごと使ったことで食物繊維などの栄養素をそのまま摂れるだけでなく、リニューアルによってよりおいしく食べやすく進化している「まるごとSOYカスピ海ヨーグルト」。
健康が気になる方だけでなく、大豆の栄養素を余さず摂りたいという方はぜひ「まるごとSOYカスピ海ヨーグルト」をお試しあれ。
●まるごとSOYカスピ海ヨーグルト
内容量:400g
価格:278円(税込)
賞味期限:27日
保存方法:要冷蔵