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本イベントは、日本発のメイクアップブランド「RMK」によるメイクパフォーマンスから開幕。
渋谷ファッションウイーク2023秋は3部構成で展開されました。
本イベントの参加商業施設から、この秋のリアルクローズを紹介するランウェイショーを行う第1部「SHIBUYA STYLE」では、7施設から計15ブランドが参加。
文化村通りに敷かれたレッドカーペット上を彩りました。
第2部には、東京都が渋谷・銀座・丸の内の3拠点に渡って開催するファッションイベント「TOKYO FASHION CROSSING(東京ファッションクロッシング)」の告知も兼ねた「TOKYO FASHION CROSSINGタイアップステージ」を開催。
モデルたちがランウェイ上を練り歩いた後、TOKYO FASHION CROSSINGのアンバサダーを務めるテリー伊藤さんが登場。モデルを引き連れる形でレッドカーペットを歩きました。
そして最後となる第3部は「THE INCUBATION」をテーマに、ファッションディレクターの⼭⼝壮大さんが主宰する文化服装学院の実験ラボ「CULTURAL LAB.」と2022年に続いてコラボ。
今回のコラボレーションショーでは、服飾専門学校に所属する10チームが社会実装を目指して「DENIM」「Stereotype」「NEO SHIBUYA」などm、それぞれの研究テーマで未発表の10タイプを披露すべく参加。
レッドカーペット上に設置されたお立ち台を縫うように歩き、観覧している方々の視線を集めていました。
盛況の中終了したランウェイショー。
渋谷ファッションウイーク実行委員会の大西賢治実行委員長は、
「スタッフはじめ、沢山の方々に携わっていただき、渋谷のみんなで知恵や工夫を積み重ねて渋谷から発信を続けてきました。渋谷の前向きな力を感じて頂けたら嬉しいです。」
とコメントし、20回目の開催となる渋谷ファッションウイークを締めくくられていました。
今回TOKYO FASHION CROSSINGタイアップステージにてレッドカーペットを歩いたテリー伊藤さん。颯爽と歩かれた姿を褒められると、
「スタッフの方に、ニコニコしないで格好良く歩いてくれって言われた。躓かないようにも注意してました!(今日のランウェイは)200点です!」
と笑顔でコメント。
学生時代からファッションが好きだったというテリー伊藤さんは、渋谷の街に聞かれると、
「戦いの場所だと思ってるんですよ。今日の自分のファッションがこの街に勝っているのかどうかという。勝負所なので、街に来る時は意識して、仲間と競い合うような楽しい思い出がありましたね。」
と回答されていました。
ファッションディレクターの山口壮大さんは「THE INCUBATION」についてコメント。
「本来のファッションショーは、完成品をランウェイを出してご覧頂くものですが、今回は敢えて未完成品を並べさせて頂きました。今日のこの姿は完成ではなく、ご覧頂いた方々のどなたかが気に入ったピースや作品を、社会実装として完成に導いて頂けるような機会になれば。ランウェイの場はゴールではなく、スタートとなるべきだと思いますので一緒に走って頂けるような方々がいらっしゃれば嬉しいなと思います。」
と語られました。
関係者やファッション感度の高い方だけでなく、子供からお年寄り、そして外国人の方も多く足を止め観覧されていた渋谷ファッションウイーク2023秋。
次の「渋谷ファッションウイーク2024春」は、来年春の2024年3月15日〜24日にて開催予定となっているので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
公式サイト:https://www.shibuya-fw.com/