- 週間ランキング
鈴木社長はイベント冒頭にて挨拶の後、1年前に発表した前世代プロセッサーである第12世代製品についてや、クリエイター・ゲーマー分野へ広げてきた、インテルのこれまでの取り組みについて振り返りを行いました。
インテルは各分野のマーケティング・営業・小売店などとタッグを組み、「どういう風にインテル製品を使うのか」ということを周知させる取り組みを行なってきたと説明。
ユーザーの利用シーンを想定出来るプロモーションとして、PCメーカーからも好評だったそうです。
インテルは特にゲーム市場の活性化に伴った活動も行っており、
「目標はゲーム市場の活性化で裾野を広げること。ゲーム市場の特定のプラットフォームのパイを取るというよりは、”PCはハイエンドからエントリーまでゲーム市場を活性化するだけの幅がある”という大義を持って動く。」
というインテルの方向性を鈴木社長は語られていました。
また、インテルはクリエイターのワークフローの理解やコミュニティ作成など、クリエイター支援を行う「Blue Carpet Project」という活動も行なっており、「今後もこの活動は確実に続けていく」とコメントされていました。
世界最高のゲーミング体験・クリエイティブ性能の飛躍的進歩により、eスポーツに出場するプロからビギナーまで、「第13世代インテル® Core™ プロセッサー・ファミリー」はあらゆるユーザーが快適な体験を出来るようになる製品と自信満々。
今後はデスクトップへの導入をきっかけとして、モバイルも含めて世界最速となる「第13世代インテル® Core™ プロセッサー・ファミリー」を幅広く導入していきたいと説明されていました。
製品については、鈴木社長より引き継いで安生氏が製品紹介を行いました。
第13世代インテル® Core™ i9-13900K プロセッサーは、「最大5.8Ghz動作のP-Core」、「E-Core数2倍」、「L2キャッシュ増大」などの要因により、最大シングルスレッドが15%向上、マルチスレッドで41%のパフォーマンス向上となることを説明しました。
第13世代Core(Raptor Lake)は、前世代のAlder Lakeと同様のハイブリットアーキテクチャーを採用しつつ、P-Coreにかなりの改良を加えており、名称を「Raptor Cove」へと変更。
名称の変更に見合うだけの進化を果たしていると説明しました。
メインメモリのDDR5速度の高速化をはじめ、E-CoreをP-Core同様スマートにするだけでなく、E-Core数を倍増させ「最大24コア」となったことにより、過去最高のパフォーマンスを実現しています。
あらゆるジャンルのゲームでインテルがデータを取ったところ、殆どのタイトルで12世代(前世代製品)と比べて性能が向上。
その内の約半分のタイトルで、5%以上のフレームレートの改善が見られたと報告。他社の最新製品と比較しても、トップクラスのゲーミング性能があることを説明しています。
また、コンテンツ制作に関しても、最大で69%のパフォーマンスの向上を実現しているとのこと。
E-Coreの倍増によるマルチスレッド性能が、このパフォーマンスに繋がっていると安生氏は説明しています。
写真や動画など「メディア制作」の処理で27%の作業時間の短縮に、ゲームのキャラクターからゲーム開発といった分野などでは34%の作業時間の短縮に繋がっています。
非常に高いパフォーマンスを要求されるゲーミング・クリエイティブ環境において、大きな力となるインテルの最新製品ラインナップ「第13世代インテル® Core™ プロセッサー・ファミリー」は、ゲーマーやクリエイター必見の性能となっています。
製品について詳しく知りたい方は、インテルの公式WEBサイトからご確認ください。
公式WEBサイト:https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/products/docs/processors/core/13th-gen-processors.html