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発酵の技術から生まれた植物性ミルク。米由来のビタミンEと米糀由来のエルゴチオネインを含む『プラス糀 米糀ミルク』が発売される。今までにない新たな植物性ミルク。アレルゲンフリー(特定原材料等28品目)で乳糖不耐の人も安心して飲むことができる。
マルコメ(長野県)は、1854年創業の老舗味噌メーカー。伝統的な発酵技術と最新の研究開発を融合させた商品づくりを手がけている。主力商品は、だし入りみそや液みそに顆粒みそ、即席みそ汁など。その他にも味噌の原料となる糀からつくる糀甘酒などの発酵食品や、大豆からつくる大豆のお肉や大豆粉などを手がけている。今回ご紹介するのはマルコメの発酵技術が生んだ新たな植物性ミルク。
『プラス糀 米糀ミルク』(オープン価格・2024年3月上旬発売)
乳製品市場では「動物性ミルク×無発酵」の牛乳、「動物性ミルク×発酵」のヨーグルト飲料、「植物性ミルク×無発酵」の豆乳、アーモンドミルク、オーツミルクなどの商品が展開されている。
近年、特に第三のミルクとして注目を集めているのが「植物性ミルク」である。その植物性ミルクに「植物性ミルク×発酵」という新ジャンルを開拓する商品が登場した。
乳製品と類似する製造工程を経て、なめらかで飲みやすい味を実現。一方、糖化工程では米糀の酵素などを制御することで糀甘酒より甘さを抑え、使い勝手の良い植物性ミルクに仕上げた。マルコメの「プラス糀 糀甘酒」に比べて糖質を約60%に抑えている。
100mlあたり
米から作られているため、アレルゲン(特定原材料等28品目)を含まない。
米糀由来の成分「エルゴチオネイン」は、希少アミノ酸の一種で抗酸化作用が期待されている成分。糀由来のたんぱく質「マイコプロテイン」と米由来のたんぱく質「プラントプロテイン」を含んでおり、植物性発酵プロテイン飲料としても注目しておきたい。
米糀が使われているということで、甘酒のようなテイスト。クセがなく、後味がさっぱりとしており飲みやすい。ほんのりとした米糀の甘みがやさしく、サラリとした口当たり。
目覚めの朝にも飲みやすく、ほんのりとした米糀の甘みが1日の活力になる。パンとも相性がいい。牛乳やヨーグルトの代わりにグラノーラにかけるのもおすすめ。
甘みがあるので、3時のおやつなど疲れた時にも。温めるとまろやかな米糀のおいしさが引き立つ。
そのまま飲むだけでなく、料理やお菓子作りにも活用してみよう。米糀の風味を生かしたポタージュ、リゾット、グラタンなど、いつものミルクを米糀ミルクに置き換えてみよう。
開栓後は要冷蔵。
糀甘酒は甘みを引き出す発酵で米糀があれば家庭でも作ることができる。今回ご紹介した「米糀ミルク」は甘みを抑えるマルコメ独自の発酵技術のため、家庭では再現することが出来ないもの。選択肢が広がった新たな植物性ミルクのおいしさ、ぜひおためしを。
今回ご紹介した『プラス糀 米糀ミルク』は、全国で発売。