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計画性や粘り強さなど、心や感情に関わる力と言われる非認知能力。学力の土台にもなる非認知能力を小さいうちから伸ばしたいと考えるママやパパは多いだろう。そこでおすすめなのが、『NOLTYキッズ かいけつゾロリのときデザインノート』。子ども自身が計画を立て、「やりたいこと」「やるべきこと」の両方を、きちんとできるようになるためのワークブックだ。さっそく親子でおためししてみた。
日本能率協会マネジメントセンター(東京都)は、通信教育やeラーニングなどの人材育成支援事業、児童・教育書籍などの出版事業、手帳・カレンダーなどの開発・販売などを手掛ける企業。
『NOLTYキッズ かいけつゾロリのときデザインノート』(全3種類・希望小売価格 税込1,320円~1,430円・発売中)は、楽しみながら非認知能力を育むことができるワークブック。推奨年齢は7歳以上、小学校2年生頃からとなっている。
非認知能力研究の第一人者である岡山大学の中山芳一准教授が監修。「やりたいこと」と「やるべきこと」がバランスよくできるように、子ども自身が見通しを立てて行動することを目指している。
今回は小学校3年生の8歳娘と一緒に、ワークブックを実践してみた。
ワークは全部で3種類。ひとつめの「時間と約束を守ることができる!」ワークブックは、時間を意識して行動できない、約束をすぐ忘れてしまう、好きなこと以外はなかなかやらないという子どもにおすすめ。
2つめの「目標達成が楽しくなる!」ワークブックは、やる気が続かない、挑戦が怖いという子どもにおすすめ。
3つめの「気持ちが元気になる!」ワークブックは、ちょっとしたことで落ち込んだり、気持ちをうまく伝えられなくてイライラしてしまったりする子どもにおすすめ。最近イライラすることが多いという娘は、こちらのワークに挑戦することに。
まずは最初のページに、自分の好きなことや楽しいことを書き込んでいく。そしてふだんの自分チェックシートを使って自己分析。自分と向き合う時間は、心の成長にもとても大切。じっくりと時間をかけて、ワークに自分のことを書き込んでいた。
次にやりたいことリスト、やるべきことリストをそれぞれ記載。「何を書こうかな~」と悩みながらも、夏休み中ということもあって部活に関する内容が多く書かれていた。
次に、1週間でやりたいこと、やるべきことの計画をチェックシートに書き込んでいく。後はこのチェックシートを見ながら、毎日やりたいこととやるべきことがきちんとできているかをチェックしていけばOKだ。
その日の気分をシールで表すのも、娘にとっては楽しかった様子。
たっぷりのシールが付属しているので、大事そうに使っていた。
最初の内は自分で書いたこともよく覚えていない様子だったが、日数を重ねるにつれて「自分がやらなければいけないこと」に対する意識をきちんと持てるようになってきた。
1週間が終わったら、振り返りのページに1週間のできたことなどを記載。一番楽しかったことやへこんだことなどを書き込むスペースもあり、日記のような感覚で後から見返したくなる構成になっているなと感じた。
最後におうちの人からの言葉を書き込んで、1週間の振り返りは完了。記者が書いた言葉を、娘が嬉しそうに眺めていたのが印象的だった。
後は、同じように計画と振り返りを続けるだけ。2週目に入ると、ワークブックの使い方にも慣れてきて、「やりたいこと」と「やるべきこと」のバランスを自分で考えられるようになっていた。
時にはワークを開いて、自分から「何をやるんだっけ?」と確認する姿も。
子ども自身がノートを楽しく続けられるように、かいけつゾロリの奮闘や失敗が描かれたオリジナルマンガが掲載されているのも嬉しいポイント。
最後には保護者から頑張った子どもへ送ることができる、賞状のページも用意されている。
最初は「書くの嫌だ」と言っていた10歳の息子も、娘が楽しそうに書いているのを見て「やっぱりやってみたい」と挑戦することに。部活に打ち込みながらも、なかなか成長できないと悩む息子は「目標達成が楽しくなる!」ワークをチョイス。
時間ごとの行動計画表をつけられるようになっており、ついついダラダラと過ごしてしまいがちな夏休みをとても有意義に過ごすことができた。行動の習慣化に必要と言われる12週間続けることで、さらに子どもの成長を実感できそうだ。
子ども自身の「やりたい」という気持ちを引き出し、限られた時間の中で予定をやりくりできるようになる『NOLTYキッズ かいけつゾロリのときデザインノート』。意識しないとなかなか育てにくい非認知能力を、かいけつゾロリと一緒に楽しみながら身につけられるワークブックとなっている。気になる方はぜひ一度、親子で手に取ってみて。
商品は、公式オンラインショップなどで購入可能。