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食物繊維が豊富にとれる人気シリアル「オールブラン」から、ブランド初のプラズマ乳酸菌を加えた『オールブラン 免疫ケア』が新登場。腸内環境改善と免疫ケアをサポートする、ダブルヘルスクレームの機能性表示食品だ。3種のドライフルーツの入った味わいと食感をたしかめてみよう。
日本ケロッグ(東京都)の「オールブラン」は、1915年にアメリカで誕生した、世界初の食物繊維が豊富なシリアルブランド(発売当時の名称は「ブランフレーク」)。小麦ブラン由来の発酵性食物繊維(アラビノキシラン)を配合し、継続的に摂取することで腸内環境の改善をサポートすると言われている。日本では1987年に発売されており、2020年には機能性表示食品としてリニューアルした。
今回おためしする『オールブラン 免疫ケア』(280g・参考価格 税込743円※編集部調べ・2023年6月26日発売)は、食物繊維の機能性はそのままに、「プラズマ乳酸菌」を加えたダブルヘルスクレームの機能性表示食品(届出番号:H785)である。
プラズマ乳酸菌は、キリンホールディングス、小岩井乳業、協和発酵バイオが共同で研究している独自素材のこと。免疫の司令塔pDC(プラズマサイトイド樹状細胞)を直接活性化が論文で報告されており、健康な人の免疫の維持をサポートする乳酸菌として注目されている。
『オールブラン 免疫ケア』では、1食(60g)あたり食物繊維8.3g(うちアラビノキシランは2.1g)とプラズマ乳酸菌1,000億個を配合。毎朝摂取することで、免疫ケアと腸内環境改善をサポートしてくれるというわけだ。
主な原材料は、小麦ブランのフレークをベースに、ファイバースティック、ドライフルーツ(クランベリー、レーズン、苺)、プラズマ乳酸菌フリーズドライ。今回は牛乳を入れてシンプルに食べてみよう。
パッケージは2つの機能性が分かりやすくデザインされた、便利なチャック付きのスタンドパウチ。
見た目はチョコっぽいが、単に茶色いだけ。
ベースの小麦ブランは、少し硬めでザクザクとした食感。一般的なシリアルよりも食感がしっかりと感じられて、牛乳を吸ってふやけた後もつぶつぶ感のある食感が楽しめた。
やさしい甘さと小麦の風味があり、朝から食べやすいのもうれしいポイント。小麦の香りが強めなので、少し大人向けの味わいかもしれない。
小麦ブランがかなりの割合を占めるため味が単調になるかと思ったが、ドライフルーツ(とくにクランベリー)の酸味のアクセントが効いている。
意外だったのは、今回の目玉であるフリーズドライ(乳酸菌)の味がほとんど感じられなかったこと。乳酸菌は一般的に酸味があると思っていたのだが、乾燥豆腐のような素朴な味だった。水分を含むとヌルッとした舌触りになって少しびっくりしたが、においもなくシリアル全体の味わいに大きな影響はなさそうだ。
固形にしたことで全体の味を変えることなく、機能性だけをうまくプラスしたのだろう。これならオールブラン愛用者はもちろん、乳酸菌が苦手な人でも食べやすそうだ。また、ヨーグルトに混ぜて食べてもおいしそう。
アマゾンECサイトにて先行販売中。