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春らしくなったと思えば、うだるような夏の暑さはすぐそこ。気温の変化で食欲がなくなることもあるだろう。そんな時にぴったりな『冷かけ すだちうどん』が春夏期間限定で今年も発売された。暑い日はなにかとさっぱりしたうどんが恋しくなる記者がさっそく、ためししてみた。
うどん・そば・冷麺など、さまざまな即席麺料理を販売するサンサス商事(東京都)。「きねうち麺」は独自の製法を取り入れることで、生麺ながら常温かつ長期保存を可能にした。サッとゆでるだけですぐに食べられる、手軽な商品を取りそろえている。
冷たいうどんがおいしくなる時期にあわせ、昨年春に新発売された『冷かけ すだちうどん』(2食入・希望小売価格 税込475円・発売中)が今年も3月~9月限定で販売される。すだちの酸味をきかせたサッパリとしたつゆが魅力とあり、冷蔵庫にうどん用のすだち汁を常備している記者としては食べるのが楽しみだ。
中にはうどんとつゆの素が2食分入っている。
まずは、沸騰したお湯に麺を入れて約3分ゆでる。
次に、冷水で洗ってから軽く水気を切ろう。
器にうどんを盛り、250~280ccの冷水で希釈したつゆをかければ完成だ。
具材を足すのもおすすめとのことで、今回は大根おろしとしそを加えてみた。
うどんの表面は非常につるつるで喉ごしが良く、細めのうどんなのにしっかりとコシも感じられる。シコシコとした歯触りは、店で食べるうどんとそん色ない。北海道産小麦粉100%と独自製法のおかげなのか、3分ゆでただけのうどんとは思えなかった。
すだち入りのつゆには焼きあごだしが使われていて、魚介の旨味をしっかりと感じられる。そこにすだちの酸味が加わり、何とも爽やかな味わいに。もちろん、本物のすだち果汁が使われているため、自然なすだちの香りが口に広がる。また、酸味に角はなく、とても食べやすいバランスに整えられていると感じた。
すだちを始めとした柑橘類を輪切りにしてトッピングするのはもちろん、色々な具材とも相性が良さそうだ。
今回はすだちが手に入らなかった為、大根おろしを使用したが、大根おろしとの相性も良く、暑くて食欲がなくてもこれならつるっと食べられそうだ。夏は氷を入れて、そうめん感覚で食べても良さそうだ。
食べ応えがほしい場合は、ぜひ天ぷらを加えてみてほしい。サッパリとした味わいなので揚げ物を乗せてもクドくならず、コクが増してよりおいしく食べられる。個人的には、ちくわの磯部揚げやかしわ天を乗せるのが気に入った。そのほか、蒸し鶏やほうれん草を加えても良いかもしれない。
今まで、夏の暑い日にはそうめん一択だった人も多いだろう。今年の夏は、のどごしの良さと爽やかな味わいの『冷かけ すだちうどん』を夏の食卓に加えることで、食のバラエティーを広げたい。
賞味期限が90日間と長いので、夏バテになった時用に常備しておきたいと思った。食事の用意が面倒な時は、サッと食べられる麺料理はうれしいもの。もうすぐ母の日だが、こうした家事の手間が省けるプレゼントは喜ばれる。自身で食べて気に入ったら、自宅用だけでなく母の日のプレゼントにもいかがだろうか。
全国のスーパー・小売・ネットショップで販売されている。