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JR東日本の「acure made <アキュアメイド>」とJA全農の「ニッポンエール」のコラボドリンクが誕生! 『栃⽊とちおとめ苺』は、「とちおとめ」果汁を20%使用した数量限定のいちごドリンクだ。まるで「とちおとめ」をそのまま飲んでいるような甘酸っぱい味わいをたしかめてみた。
「アキュアメイド」は、JR東⽇本クロスステーション ウォータービジネスカンパニー(東京都)が展開する各地域の特産品を贅沢に使用したドリンクブランド。これまでに、「⻘森りんごシリーズ」「福島あかつき もも」「愛媛みかん」など、果汁感、いや果実感溢れる贅沢ドリンクを発売してきた。
いちごフレーバーのドリンクもこれまでに手掛けているが、「贅沢バニラミルク いちごミックス」や「いちごクラッシュゼリー」など、実は純粋ないちごドリンクは発売していない。そもそも、他社ブランドでも炭酸やミルクを使わないいちごドリンクはそう多くはない。ましてや、ペットボトル飲料ではほぼ皆無と言っていいだろう(記者が調べた限り、現時点では見当たらなかった)。
同ブランドは、このありそうでなかったいちごドリンクに注目し、JA全農の「ニッポンエール」とのコラボを実施。いちごの全国生産量1位を誇る「とちおとめ」を使った『栃⽊とちおとめ苺』(280mlPET・希望小売価格 税込200円・2023年3月7日発売 ※数量限定)を発売したというわけ。
「ニッポンエール」とは、2019年にスタートした“日本全国 47 都道府県から届けられる日本産のたべものに、そしてにっぽんに、ここからエールをおくろう”をコンセプトにしたブランド。主に国産素材を使った加工食品を展開している。
『栃⽊とちおとめ苺』は、栃木県名産「とちおとめ」の果汁を20%使用。あくまでいちごを主役にしているため、主な原材料はいちご、果糖ぶどう糖液糖、砂糖。とちおとめの甘酸っぱい味わいを存分に味わえるように作られている。
パッケージは、いちごのイラストを大きく描いた贅沢さの伝わるデザイン。液色も生々しさを感じる濁色だ。
キャップを開けると、ふわっといちごの香りが鼻をくすぐる。記者はそれなりにいちごフレーバー商品の香りを嗅いできたが、これはまるで違う。良くも悪くも、着飾っていない重みのある印象。これが「とちおとめ」だ! と真っ向勝負しているような気がする。
それは飲んでみてもよく分かった。口に入れると、真っ先に感じるのが酸味。普通、いちごドリンクは甘い。フレッシュで甘味が強い。だがこれは違う。ほんのりと甘く、でも酸味がしっかりとしていて、とてもみずみずしい。いちごの甘い先端部分だけではなく、いちごの味をまるごと感じ取れる深みがある。
舌に残るキュッとした感じや残り香は、生のいちごを食べたときとほとんど同じ。これこそいちご味のドリンク、いや、いちごドリンクと表現するのにぴったりな1本だ。この味をペットボトルで飲めるとはなんて贅沢だろうか。
『栃⽊とちおとめ苺』の発売を記念し、JR東日本の東京駅と宇都宮駅に、 ”いちごドリンク専用自販機”が設置されている。専用ラッピングがされているので、映えスポットとしてもおすすめだ。期間は2023年3月7日から(※終了時期は未定)。
JR東日本のエキナカにあるアキュアの自販機(首都圏エリア中心)や、アキュア公式オンラインストアなどで発売中。