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あずきにこだわる老舗「井村屋」のようかん。そのラインナップに『片手で食べられる小さなようかん』を発見。ただ小さいだけじゃない。伝統のおいしさを手軽に味わえて、天然のヘルシー成分もチャージできるという優れものだ。それではおためししてみよう。
井村屋(三重県)は、明治時代から続く、あずきにこだわった老舗。代表的な商品は、「ゆであずき」や「水ようかん」、定番アイスの『あずきバー』やコンビニのスチーム棚でおなじみの「あんまん」など。ロングセラーの商品は誰でも目にしたことがあるだろう。
今回ご紹介するのは『片手で食べられる小さなようかん』(105g/15g×7本)・実勢価格 税込300円・発売中) だ。
小豆っぽさが満載でワクワクするパッケージを開けると、小さな個別包装のようかんが7本入っている。
手のひらサイズでかわいい。
「切らずに真ん中押すだけ」と書いてあるとおり、片手でギュッと押したらつるんと中身が出てきた。これは面白い。押したら出てくる感覚が楽しく、ついもう一本開けたくなる。最後まで片手で大丈夫なことに感動。運転中や仕事の合間でも、手を汚さずに食べられる。
いわゆるようかんよりは柔らかく、甘さも優しい。そして、こんなに小さくても小豆を食べた実感あり。それに食べた後に変な甘さが残らないのが好印象だ。
それもそのはず。原材料は、砂糖(国内製造)、小豆、水あめ、寒天、食塩だけ。余計な添加物を使っていないところがうれしい。また、食物繊維やポリフェノール、カリウムなどのヘルシーな成分も豊富に含まれている。
小豆の栄養成分といえば、カリウムの他、抗酸化作用のポリフェノールや食物繊維などが、よく知られている。美容、健康へアプローチできる食材として、取り入れている人も多いだろう。ところが、その栄養成分は茹でると大幅に減ってしまう。では、茹でる際の何が栄養成分を減らしてしまうのか。
それは、渋さを抜くために最初の煮汁を捨ててしまうから。記者も以前、煮汁を捨てずに小豆を煮てみたことがあるが、やはり最初の煮汁は捨てたほうがおいしく仕上がる。つまり、一般的には栄養成分が犠牲になっておいしさが生まれているのだ。
そうしたデメリットを独自技術で克服したのが、栄養そのままの「煮あずき製法」なのだという。
実際に食べてみると、小さくても意外と満足感がある。小腹がすいたとき、ちょっと甘いものが欲しいときに、片手でギュッと押してみよう。おいしさと小豆の栄養がサッと補充できる。
入手は全国のスーパーやセブン-イレブンなどのコンビニで可能だ。