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メガネユーザーの天敵といえば、レンズのくもり。せっかくスーツや髪型をビシッと決めても、白くくもったメガネが情けない印象を与えてしまう。その都度メガネを拭くのもダサいし、なにより面倒臭い。そんなあなたにぴったりなのが愛眼の発売する選べる『くもり止めレンズ』。たったの3,300円プラスするだけでくもりにくいメガネになるという。その実力をたしかめてみた。
新しい生活様式が浸透し、目元の印象がより重要視される今。メガネの与える影響はさらに増したと言ってもいい。寒暖差や食事の湯気、マスクから漏れる呼気でくもったメガネはあなたの魅力を激減させる。記者も何度もくもるメガネにイラついて投げ捨てたくなったことが何度もある。そんなメガネユーザーの悩みを解決するべく愛眼(大阪府)(通称・メガネの愛眼)が発売したのが『くもり止めレンズ』(希望小売価格 税込13,200円以上のメガネ一式に+税込3,300円・発売中)だ。
そもそもなぜメガネレンズは白くくもってしまうのだろうか。それはレンズについた無数の水滴が乱反射を起こすから。水は本来透明だが、細かい水滴がたくさんつくことで白く見えてしまうのだ(ちなみに雪が白く見えるのも乱反射の1種)。
『くもり止めレンズ』はこの問題に対し、2つのレンズでアプローチしている。1つ目は、水滴を吸収するコーティングを施したメンテナンスフリータイプ。レンズに水を染み込ませることで、くもりにくい(水滴ができにくい)というわけだ。
もう1つは水滴を作りにくいコーティング(フォグレスコート)をしたメンテナンスタイプ。水がレンズに馴染み水滴になりにくいので、乱反射を抑えくもりにくくなるというわけだ。メンテナンスフリータイプと比べて、レンズを拭く(専用の液体をコーティング)する必要があるが、その分効果が持続し視界もクリアになるメリットがある。
くもりにくいレンズということは分かったが、実際どれくらいの効果を実感できるのだろうか。まずはメンテナンスフリータイプをたしかめてみた。
湯気に当ててみても、変化なし。少しは見えにくくなるのでは? と思っていたがその気配はほとんどない。これでメンテナンスフリーとは信じられない性能だ。
唯一気になるところがあるとすれば、メンテナンスが不要なタイプは通常のレンズと比べると、汚れが少し気になりやすいところ。うっかりレンズに指が触れてしまうと指紋汚れが目立ちやすかった。とはいえ、その差は比べれば気になる程度。ずぼらな記者には汚れよりもメンテナンスフリーの恩恵の方が大きいので。同じような性格の人なら問題ないだろう。
続いてはメンテナンスタイプの『くもり止めレンズ』をたしかめてみよう。今回は違いを分かりやすくするために、右のレンズ(画像向かって左)を『くもり止めレンズ』に、左のレンズ(画像向かって右)を通常のレンズにしている。
すると、通常のレンズは一瞬でくもったのに対し、『くもり止めレンズ』は透明なまま。本当にくもりに強い!
メンテナンスタイプなので、定期的に専用キットでレンズを拭き取る必要がある。メンテナンスをサボると、このようにレンズがくもりにくさの限界を越えて結露してしまう。
メンテナンスには、フォグレスコート専用くもり止めクリーナーを使用。
レンズに1、2滴たらし、ティッシュで拭きあげる。汚れも一緒に取れるので透き通っていて気持ちいい。1、2滴の使用でいいので、冬のワンシーズン余裕でもつのも嬉しいところ。
メガネ拭きタイプのメンテナンスキットも選べる。ティッシュが手元にない人はこちらがおすすめだ。
メンテナンス後に湯気にあてると、しっかりと効果を発揮。メンテナンスタイプは拭きあげるルーティンが基本なので、都度汚れを取ることになり清潔に保ちやすい。はじめは面倒に思えたが、モーニングルーティン化してしまい無意識の作業になってしまった。
メンテナンスフリータイプとメンテナンスタイプの選択、さらにメンテナンスタイプはメンテナンスクリーナータイプとメガネ拭きタイプの2種類から選ぶことができる。メガネの愛眼は顧客の性格・スタイルに合わせて種類が選べるのが良いところだ。
今回紹介した『くもり止めレンズ』は、税込13,200円以上のメガネ一式に+税込3,300円のオプションを加えることでできるレンズ。そのため、既にお気に入りのメガネを使っている人はすぐに交換するのは面倒かもしれない。そんなときは拭くだけでくもり止め効果を付与できる「DEFOGUARD Ⅳ」を使ってみるのもおすすめだ。あなたに合わせたくもり止めを使って、心も視界も快適にすごしてほしい。
メガネの愛眼、愛眼公式オンラインショップにて発売中。