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ふせんというと紙やフィルム素材のものが一般的だが、新しいふせんとして登場したのが「布」で作られた『NUUN(ヌーン)』。気になる風合いや使い勝手を、お気に入りの手帳やノートに合わせて楽しんでみよう。
繰り返し貼ってはがすことができる「ふせん」は、紙やフィルム素材なので、ペラペラと折れ曲がったり、知らない間にはがれていることも…
そんななか、画期的な文房具の製造販売を行うカンミ堂(東京都)から、布のふせん『NUUN(ヌーン)』が誕生。2タイプあり、シーンによって使い分けられるというので、それぞれ使ってみよう。
『NUUN(ヌーン)マーク』(w10×H30mm/9枚(3色×3枚)・希望小売価格 税込440円・2022年12月2日発売)は、手帳やノートのページでブックマークとして使いやすい、一般的なサイズ。気になる素材は、綿、アクリル粘着、ウレタン粘着。
3色が3セット入った9枚入り。マークタイプは、ざっくりとした織の布クロス素材で、程よい厚みと丈夫さがある。
裏側は、粘着面と布地面になっており、このラインに合わせて貼りつけると見た目も整う。
ふせんを台紙から剥がして、貼りたい場所にペタッ。
布ならではの厚みでページも開きやすく、よれたりしないので使いやすい。
布ならではの風合いや、手に触れる質感が印象的で、落ち着いた上質感。
『NUUN(ヌーン) タブ』(w20×H15mm/9枚(3色×3枚)・希望小売価格 税込440円・2022年12月2日発売)は、インデックスとして使いやすいタイプ。こちらも素材は、綿、アクリル粘着、ウレタン粘着。
マークとタブはそれぞれ布の質感も違う。タブはフラットな布地で、マークタイプのものよりもやや厚みが抑えられた仕様。
粘着面と布地面があることで、きれいに整えて貼れるので、見た目もすっきり。
バラバラとした印象にならず、スマートな使い心地。布地面は油性ペンで筆記もできるが、凸凹感があるのでやや書きづらいかも。台紙にはミシン目があり、切り離してコンパクトに持ち運ぶこともできる。
こう見えて、一般的なふせんよりも粘着力が強いため、貼ったり剥がしたりを繰り返しても粘着力が落ちにくい。そのため、一般的なふせんよりもかなり長く使い続けることができる。
強粘着な分、使用されているウレタン粘着は、のりジミが残りやすい性質も。今回のような普段使いで気になることはなかったが、貼るものの紙質・時間経過によっては、のりジミが目立つこともあるのだとか。強粘着という性質上、大事な本や、図書館などで借りた本への使用は避けた方がよさそう。
布のふせんという新たな選択肢。布ならではの風合いは使い心地も良く、持ち物に上品な雰囲気も与えてくれる。
入手は、文具専門店・量販店や通販などで可能。