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今回の心理テストは「裏切られた時の反応」がテーマ。
この所、テレビのニュースを見て胸を痛めている人も多いことでしょう。
なるべくなら経験したくないのは山々ですが、もし、そのような状況に陥ってしまった場合、あなたはどのように行動するでしょうか?
診断結果をチェックして、万が一の時に備え、対処のヒントを見つけてみましょう。
久しぶりにお墓参りにいったあなた。お掃除など一通り済ませて帰ろうとしたところ、後ろから肩を叩かれました。
振り向いてみると、知らない人が……しかし、とても他人とは思えない、あなたに激似の老婆。ご先祖様でした。
「ワシはあんたに忠告せねばならぬ」と老婆は言い、言葉をつづけました。さて、老婆は何と言いましたか。
A.決して後ろを振り返るではないぞ
B.運命は受け入れねばならぬぞ
C.何が起こっても怖がるではないぞ
D.全部忘れなさい、前を向いてひたすら歩くんじゃ
あなたは、もし裏切られるようなことが起きた場合も、表向きは淡々として何も変わらないように見えます。他の人に対しては普段通りの態度を保とうと努めるでしょう。傷つきながらも、自分の感情をうまくコントロールできる冷静な一面があるのです。
ただし、裏切った人への拒絶感は強いでしょう。この選択をしたあなたは、過去に囚われず前向きに進もうとするタイプですが、誰かへの信頼を失った際には、徹底してその人との関係を断ち切ろうとします。
たとえば、職場で信頼していた同僚に嘘をつかれた場合、あなたはその人とのプロジェクトから自らを引き離し、他の同僚との関係を強化しながら、その裏切りを冷静に処理するかもしれません。内心では傷つき、失望感に苛まれていても、それを外に表さないよう気をつけるのです。
あなたは、もし裏切られるようなことが起きた場合、怒りのあまりとことん冷淡になり、裏切った当人に対しては倍返しで復讐しようとします。
この選択をしたあなたは、避けられない運命を受け入れつつ、それに対抗するための強い意志を持っています。
裏切りに直面したときに感じた気持ちを、行動にそのまま直結させてしまうのです。
たとえば、親友に裏切られた場合、あなたはただ黙っているだけでなく、何らかの方法でその行為を公にするかもしれません。たとえ、公にしたことで相手が受けるかもしれない社会的な制裁が、あなたが被った被害と比較すると過大になる恐れがあるとしても、あなたはおそらく、ひるむことはないでしょう。
あなたは、もし裏切られるようなことが起きた場合、人間不信になって、裏切った当人だけでなく、他の人に対しても態度を硬化させてしまう傾向があります。
この選択をしたあなたは、不測の事態にも動じない強さを持ちながら、同時に心を閉ざす傾向にあります。一度信じた人に裏切られると、それ以降は自分を守るために、他人との距離を置くようになるでしょう。
たとえば、もし、新しい職場で頼りにしていた上司に裏切られた場合、あなたは他の同僚とも打ち解けられず、孤立してしまうかもしれません。
人を疑う癖がついてしまい、新しい人間関係を築くのが苦手になってしまうのです。
そのような場合、裏切られた場所とは全く異なる、たとえば趣味の集まりやスポーツジム、新たなカフェを開拓するなどして、新たな居場所を作ってみるのも一つの手かもしれません。無理に「新しい人間関係」を築く必要はないので、単純に、居場所を増やすような気持ちで行動してみましょう。
あなたは、信じていた人に裏切られた悲しさと寂しさが強く、他の人に対して依存傾向が出てくることがあります。この選択をしたあなたは、新しい始まりを切るために過去を忘れようとしますが、同時に他人の支えが必要です。裏切りからの回復には、他人との強い絆を求めることになるでしょう。
たとえば、信頼していた上司に裏切られた場合、あなたは同僚や他の上司など、より信頼できる人々に強く頼るようになります。
自分一人で対峙するのは無理だと感じ、まわりの人に頼りきりになる場合もあるでしょう。しかし、時間が経つにつれ、周りの人々からのサポートを基盤に立ち直ろうと努めるかもしれません。
ライター : 真宮吉丸
インテリの雑学オタク。東京大学文学部卒。大学では言語について学び、卒業後自学にて心理学を修める。現在は心理学に関連するコンテンツのライターとして活動中。
編集 : シンリ編集部