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続いて、日本の高校生たちが1カ月間の練習を重ねたマオリの伝統的な戦いの舞「ハカ」を披露。迫力あるパフォーマンスに、選手たちは感銘を受けた様子で「情熱的なパフォーマンスで非常に感銘を受けました。リーダーは本当に上手でしたね。」と語り、翌日の試合への士気を高めました。
トゥイプロトゥ選手からは、「ハカをしている時は集中力を高めています。対戦相手に立ち向かうという気持ちを表しており、神聖なるパフォーマンスです」と、その意義についての説明もあり、生徒たちにとって深い学びの機会となりました。
イベントでは、生徒たちが選手に英語でインタビューを行い、オールブラックスになるために必要なものや、ラグビー選手としてのキャリアについて質問をしました。「自分の目標を達成するために頑張ること、そしてその過程を楽しむことが大切です。」と語るロード選手や、「オールブラックスの選手になって最高だと感じたことはなんですか?」という生徒からの質問に対して「活動を通じて様々な場所へ行ったりたくさんの人に会えること」と回答したシティティ選手の言葉に、生徒たちは真剣な表情で耳を傾けていました。
さらに、マオリ伝統の掛け声と全身を使ったゲーム「Whanowhano(ファノファノ)」を通じて、選手と生徒が親密に交流しました。ロード選手と生徒たちは一緒に「ヒー!」という掛け声やポーズを練習し、マオリ文化を体感。
選手たちの「頑張って!」という日本語の掛け声も会場を盛り上げ、トップ3に残った生徒たちが選手と対決する場面では大いに白熱しました。最終的に優秀な生徒たちにサイン入りサーモスボトルが贈られ、喜びの表情が広がりました。
今回の交流イベントは、ただのファンミーティングではなく、スポーツを通じた異文化交流の意義を体感できる貴重な場となりました。日本の生徒たちはオールブラックスの選手たちから直接学ぶことで、ラグビーの持つ精神やマオリ文化の深さ、さらには異なる国や文化へのリスペクトを自然と感じ取ることができたのではないでしょうか。また、選手たちも日本の生徒たちからの熱意と真摯な姿勢に触れ、翌日の試合に向けたモチベーションをさらに高めることができたようです。このようなスポーツを通じた交流は、国際的な理解と友情を育む上で非常に重要であり、ニュージーランド航空がそれをサポートしていることに大きな意義を感じます。