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そもそもインボイス(適格請求書)とは、売手が買手に対して正確な適用税率や消費税額等を伝えるためのもので、「区分記載証明書」に「登録番号」、「適用税率」「消費税額等」の記載が追加された書類やデータのことです。この制度では、適格請求書発行事業者として登録した売手が適格請求書を発行し、買手がそれを受け取ることで買手は仕入税額控除の適用を受けることができます。仕入税額控除とは、事業者の「売り上げた際に支払ってもらった消費税」と「仕入れの際に支払った消費税」の差額が、最終的な消費税の納税額となるしくみです。つまり、適格請求書は「仕入れの際に消費税を支払った」という証明になります。売手である適格請求書発行事業者は「消費税を受け取っている」ということなので、課税事業者、つまり消費税を納めることとなります。
このインボイス制度の導入により多くのフリーランスや個人事業主は、消費税の納税義務が免除されていた免税事業者のままでいるか、課税事業者となって納税義務を負うかの判断を迫られました。この判断は個々の事業規模や取引先などによって変わってくる部分でもっとも悩まれたところですが、適格請求書発行事業者にならない場合、免税される一方で、取引先は仕入税額控除を受けられないとなれば仕事の受注交渉の際に影響が出る可能性が出てきます。適格請求書発行事業者になった場合は、これまで免税事業者だった事業者は消費税負担が増えることになり、さらに確定申告においては消費税の申告も必要となります。
毎年3月を前に、所得税の確定申告をする個人事業主・フリーランスの人は多いと思います。所得税とは、収入から経費などを引いたものに対してかかる税金のことで、所得が多くなるほど税率が高くなります。この所得税とは別に、定められた期間の課税売上高が1,000万円を超える場合は、消費税の申告もしなければなりません。しかし、インボイス制度導入後、適格請求書発行事業者は課税売上高に関わらず消費税を納税することになります。確定申告は多くの人が時間をかけてしまい負担を感じるものですが、今年度はインボイス制度によって消費税の申告も必要となる人にとってはさらに負担が増大します。そこで、確定申告をスムーズに行うためには、会計ソフトを活用し、日頃からコツコツ会計データを作成しておくことがポイントとなります。
日本のフリーランス人口は、副業などのダブルワーカーを含めると1500万人を超え、テレワークの浸透に比例し今後もますます増加すると予測されています。会計業務は税制に関する専門知識が必要となりますが、多くのフリーランスにとっては重荷となっています。また、請求業務も書類が煩雑になりがちで面倒な作業のひとつに。これらの業務を支援する会計ソフトは今までも存在しますが、企業向けのものが中心でした。
近年ではクラウド会計サービスの登場により、会計業務の柔軟性や効率性が向上しデータをオンライン上に保存し、会計士や顧客がいつでもどこでもアクセスできるようにすることで、業務のスピードや精度が向上しています。AI技術の進化もあり、自動会計ソフトウェアや会計データ解析ツールが登場するなど、人間のミスを排除し、業務の効率性を高めるだけでなく、より正確な分析結果を得られるレベルまで達しています。しかし、スモールビジネスを営む人の仕事は、PCで行っていても、仕事の連絡やインターネットバンキングなどの利用はスマホで完結する人も多く、さらにはPCを持たずにスマホのみで仕事を終える人も増えています。
このような背景の中、会計バンク株式会社はフリーランスの業務実態に合わせ、スマホ操作だけで会計処理と請求関連業務を完結できるアプリを開発、展開しています。時間がない、PCない、面倒で後回しにしてしまう、などのフリーランスが抱えている課題を、スマホを使って、いつでもどこでも隙間時間に、請求関連業務から会計処理、さらに確定申告まで簡単にできるアプリとなっています。
「いつでも、どこでもスマホだけで確定申告をかんたんに解決できる」をコンセプトに開発。銀行APIやAI-OCRを駆使し、仕訳の自動化を極力行うとともに、確定申告初心者でも、かんたんに最後まで到達できるよう、会計バンク独自の対話型UXUIを搭載しています。
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経営に役立つ、日別、月別の売上高や、経費に占める科目毎の金額割合が一目で分かります。
⑤ 必要な通知をいつでも確認、便利なお知らせ機能
銀行口座の明細を取得完了したときなど、通知機能で知らせてくれます。
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<金額>
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