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撮影の裏話になると古屋は、長谷川とのベッドシーンに触れて「まこっちゃんの左肩の艶やかさが凄いカットがある。モニターを見ながら男性なのにこんなに美人なのか!?と驚いてまこっちゃんを見たら、本番前に丁寧にボディークリームを塗っていました」と明かした。
ちなみに古屋も自腹で買った高級ボディークリームを現場に持ち込んでいたそうだが、長谷川はそれをスタッフが共用で用意したものと勘違い。「お酒の瓶のような形のボディークリームが置いてあったので使っていたら、呂敏さんから『それ俺の!』と言われた」と苦笑いだった。
この高級ボディークリームについて古屋は「ベッドシーンもあるのでエチケットは大事だと思い、香水とボディークリームが合わさったような1万円くらいする高価なものを買いました」と説明。「まこっちゃんのためにこれをつけて本番に挑もうとしたら、まこっちゃんが『これいいっすね!』と2千円分くらい使っていた」と長谷川の無断借用を告発しながらも「そのお陰で素敵な香水のいい匂いでベッドシーンの本番を迎えました」と結果オーライだった。
本作で初共演した二人だが、濃厚なベッドシーンを乗り越えた絆もあり、すっかり相思相愛。古屋に至っては「想いが僕の方が強いのか、まこっちゃんがTHE RAMPAGEのメンバーとイチャイチャするストーリーをインスタにあげていたのを見て、僕とこんなにイチャイチャしたのにすぐに浮気するじゃんこの子!とリアルに妬いてしまいました」とまさかのジェラシー。これに長谷川は「呂敏さんからインスタのアカウントに『妬いた』というメッセージが来ました」と想いの強さにビックリしていた。
高校時代に別れた恋人に10数年ぶりに再会した、素直になれない30代男子のオトナのラブストーリー。出版社の中堅編集者・宮田晃啓を演じた長谷川。役柄について「ベースは真面目ですが、岩永崇と再会して昔を思い出して理性を失ってしまうシーンもあります。崇の甘い誘惑に対して葛藤している役どころ」と紹介した。
頭脳明晰&容姿端麗&名家出身の准教授・岩永崇を演じた古屋は「崇は余裕のある大人。甘い言葉も水が流れる様に出るのは僕としても新鮮。演じていて自分もこんな風に余裕があって甘い言葉がかけられたらいいなあと思いました」と憧れながら、撮影中は「まこっちゃんを口説き落としにいっていました」と熱演を報告した。
そんな古屋からの甘い言葉に長谷川は「近距離から甘いことを言われてニヤッとしてしまい、監督からは『惚れすぎ!』と注意を受けました。撮影中は呂敏さんに落とされないよう頑張っていました」とメロメロだった。