File no. 044


《HAV-A-HANK / ハバハンク》


 


バンダナにもヴィンテージものが存在し、現在では年代の見分け方などの研究も確立されてきている。


どうやら古く希少なバンダナは高値で取引されることもあるようだ。


それは、ジーンズやスウェットなどと同様に、アメリカの人々の生活に欠かせないアイテムとして古くから愛用されてきたからに他ならないだろう。


ちなみに、バンダナを顔や首に巻くといった現在は当たり前の着用方法を世に広めたのは、アメリカのカウボーイたちだといわれている。


荒野を舞う砂埃から身を守るために、顔や首にバンダナを巻いていたのだろうか。そんな回想にロマンが膨らむ。


 


現在は、日本でも広く認知されているバンダナだが、その発祥の地はアメリカ。


だからこそ、こだわりのあるファッション業界人やスタイルマスターに限っては、こぞってアメリカ製のバンダナを選ぶことが多い。


そして彼らの多くが愛用しているバンダナブランドが《ハバハンク》だ。


 


同ブランドは、バンダナ発祥の地であるアメリカで1947年に創業した老舗ファクトリー《カロライナマニュファクチャリング》が手がける大手バンダナレーベルだ。


アメリカ最大のバンダナブランドとして、米国内での輝かしきシェア率No.1を誇っている。


生産拠点を海外に移すメーカーが増える一方で、《ハバハンク》はMADE IN USAに誇りを持ち、創業から60年を超えた現在もサウスカロライナ州グリーンビルの自社工場で変わらず上質なバンダナを生産し続けている。


自社工場では、プリントから裁断、縫製までが行われ、一貫した生産管理のもとで高いクオリティが守られているという。


 


同ブランドからは現在、多彩なデザインのバンダナが展開されているが、その中でもっともオーソドックスな定番モデルとして人気なのが、写真のペイズリー柄があしらわれたバンダナだ。


一昔前まではミュージシャンやバイカーなどのワイルドなスタイルで着用されていた感があったものの、現在はイエローやホワイトなど多彩なカラーが展開されたこともあり、その用途が幅広いことから女性にも広く愛用されてきている。


 


いつもハンカチを携帯している人やこれからバンダナを取り入れようと思っている人は、60年の歴史を誇る《ハバハンク》のMADE IN USAのバンダナを手にとってみてほしい。


きっと日常の必需品となり、気にいるはずだ。


 


情報提供元: men's FUDGE
記事名:「 【H】 HAV-A-HANK