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うずらの卵と農作物の生産・販売を行う有限会社浜名湖ファーム(静岡県湖西市)は2024年8月31日(土)まで、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で「これからも静岡県湖西市から安心安全なうずらの卵を皆さんに届け続けたい!」プロジェクトを実施しています。
コロナ禍や飼料の高騰、誤飲事故の報道に伴う需要の減少による危機を乗り越えるため、プロジェクトをきっかけにうずらの卵の需要を増やし、危機を乗り越えることを目指す取り組み。
プロジェクト開始日は2024年7月28日(日)。当初の目標金額300万円に対し、8月20日時点で支援総額は377万2500円。達成率は125%、支援者数は548人に達し、ネクストゴールの600万円に向けて引き続き支援者を募集しています。
コロナ禍で飲食店や給食でのうずらの卵の使用が減少し、出荷を3割減少する要請がありました。同じ時期に飼料の高騰も重なり廃業危機にさらされました。
2024年2月にはうずらの卵の誤飲事故が報道され、その影響で全国的に需要が更に減少。浜名湖ファームも出荷工場からの減産要請を受け、2割の減産を余儀なくされました。
現在、全国的にうずら農家は苦境に立たされており、このままでは廃業の危機に直面する可能性が高い状況になっています。
そこで、浜名湖ファームはこの危機を乗り越えるため、「多くの飲食店・企業・消費者に支援をお願いしたいという思い」から、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」でプロジェクトを立ち上げました。
浜名湖ファームでは今回のプロジェクトで集まった支援金を活用し、減産要請のあったうずらの卵を消費させるため、うずらの水煮卵やうずらの生卵を飲食店や企業に提供してより多くの人々にうずらの卵を食べてもらう取り組みを行います。
支援金額によって異なるリターンは3,000円~10万円まで全19種類。
主なリターン内容は、うずらの生卵や燻製玉子、うずらの卵を使ったお菓子、うずらのふれあい体験+うずらの卵の集卵体験、ホームページ・Instagramに支援者の名前の掲載、飲食店へのうずらの卵の提供、お礼メッセージ+活動報告などとなっています。
※全てのリターンにお礼メッセージ+活動報告がつきます。
浜名湖ファームでは今後の取り組みについて、需要を増やすためイベントやホームページ、SNS等でうずらの卵の栄養価や食べ方を多くの方に発信、また、多くのスーパーや飲食店で取り扱ってもらえるように営業活動を行うことで、うずらの卵の生産を継続していけるようにするとしています。
浜名湖ファームは1999年から、静岡県湖西市でうずらの卵と農作物の生産・販売を行っています。
安心安全な卵を作るためワクチン・殺菌剤等を投薬せずに飼育。自社ブランド卵「命のカプセル」などのうすらの卵を生産しています。
飼育しているうずらの糞を発酵させて肥料を作り、作った肥料を使った農作物を作る循環型農業を行っています。
浜名湖ファームでは米ぬかやふすまを発酵させた、乳酸菌や酵母の入った餌を与えることで、ワクチンを打たなくても病気にかからない飼育方法を確立。
「おいしくて安心安全な卵を食べて、幸せな気持ちになったり笑顔になってもらいたい」「疲れた時や気が沈んだ時に食べて元気になってもらいたい」とし、ブランド卵「命のカプセル」を届けています。