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“献立応援コンビニへ”をコンセプトとする「ローソンストア100」のお弁当。
他のコンビニと比べて圧倒的ともいえる“安さ”が目に付くため、ひょっとしたら“安かろう悪かろう”のイメージを持っている人もいるかもしれません。
しかし、筆者自身もときおりローソンストア100でお弁当を買っていますが、実際に食べて「外した」と思ったことはなく、安くても満足感のある商品が揃っています。
近年では極限まで内容をシンプルにした「だけ弁当」シリーズがヒット。「こういうのでいいんだよ」というキーワードとともに、SNSで話題を巻き起こしています。安価なため、カット野菜やお惣菜と合わせ買いして、自分なりに献立を組み立てられることも魅力です。
【ローソン100売上ランキング2024上半期】総合1位にパックご飯、カット野菜は要調理の野菜炒めも上位に
「ローソンストア100」が公式に発表した2024年上半期(1~6月)売上ランキングの中から、「弁当部門」「だけ弁当部門」各トップ3の内容を見ていきます。
弁当部門1位の「ひじきごはん弁当」は茶飯に7種類のおかず「肉だんご」「芽ひじき煮」「野菜かき揚げ」「卵焼き」「竹輪天」「椎茸煮」「人参煮」を盛り付けたお弁当。
税込257円という値段の中で、この品数は圧倒的な高コスパ。見た目にもにぎやかで食欲をそそり、店頭で見かけて「手にせずにいられなかった」という人も多かったのではないでしょうか。
弁当部門2位の「3色ご飯」は野沢菜漬、たまごそぼろ、鶏そぼろを盛り付けています。そこまでお腹が空いていないときに手を伸ばしやすい手軽なお弁当で、他のコンビニでも比較的お手頃価格で売られていますが、“税込248円”はローソンストア100ならではのお値段です。
弁当部門3位には、“お弁当”と言っていいのか微妙なところですが「白飯」がランクイン。国産ブレンド米をふっくらと炊き上げています。
2024年上半期売上ランキングの総合1位にはパックご飯の「北アルプス国内産特盛ごはん」が入っていることから見ても、ローソンストア100では「おかずは自分で選びたい」という需要が高いようです。お惣菜などが安く買える“献立応援コンビニ”の本領ともいえるメニューです。
ローソンストア100の「だけ弁当」シリーズは、おかずが1種類だけの超シンプル弁当。「好きなおかずだけを思う存分食べたい」というニーズに応える商品です。
2024年6月末時点で、シリーズ累計販売数は566万食以上。今では弁当部門の柱に成長し、ローソンストア100を代表する商品と言っても過言ではありません。
サラダや野菜のお浸し、味噌汁などと組み合わせれば、栄養バランスの取れた定食メニューのような1食が、ワンコインで食べられます。
「だけ弁当 ウインナー」は「だけ弁当」シリーズ第1弾商品。初登場は2021年6月。「ウインナー弁当」の名称で関東エリア限定商品として発売されると爆発的な話題となり、弁当カテゴリーの商品で販売数トップ約2か月間キープし、8月末から全国展開されました。
黒ごまがかかったご飯と、ウインナー5本入り。ウインナーは歯応えが良く燻製の香りが楽しめ、低価格でありながら高品質。“だけ”とは言いつつ、ウインナーの下に少量のスパゲティが敷かれており、ソーセージにのったケチャップに付けて味わえるのもポイントです。
【ローソン100“ウインナーだけ弁当”実食レビュー】累計500万食 超シンプル弁当・だけ弁当シリーズの元祖
「だけ弁当 ミートボール」は黒ごまがかかったご飯と、ミートボール6個。「だけ弁当 ウインナー」同様、スパゲッティが敷かれています。
ミートボールはデミグラスソースたっぷり。食べ応えのあるサイズ感です。デミグラスソースをつけたごはんやスパゲティも美味しく食べられます。
【100円ローソン“ミートボールだけ弁当”実食レビュー】デミグラスソースでご飯やスパゲティも美味しく【“だけ弁当”歴代ラインナップ掲載】
「だけ弁当 マルシンハンバーグ」はシリーズ初のコラボ商品。白いご飯にマルシンフーズのロングセラー「マルシンハンバーグ」が丸ごと1個入っています。
ソースはケチャップだけ。懐かしいハンバーグの味が堪能できます。