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株式会社seaside hub(兵庫県洲本市)が2024年から淡路島でスタートした、規格を無視した農業「FARM SEASIDE(ファームシーサイド)」プロジェクトが初めての収穫シーズンを迎えました。
収穫第1弾となる「じゃがいも」は淡路島産規格外野菜の通販サービス「seaside grocery(シーサイドグロサリー)」で、「淡路島産規格外じゃがいもボックス」として販売されています。
「seaside grocery(シーサイドグロサリー)」規格外野菜ボックス商品一覧
「FARM SEASIDE」は東京から淡路島に移住したseaside hubのメンバーが、地元農家の指導のもと、農業経験ゼロから野菜作りに挑戦するプロジェクトです。
コンセプトに“規格を無視した農業”を掲げ、2024年に多品種小ロットの野菜の生産を開始。農産物の形や大きさなどについて定められた”規格”を無視して、野菜がのびのびと好きなように成長出来る畑を目指しています。
2024年度春~夏シーズンは「じゃがいも」「ラディッシュ」「トマト」「ほうれん草」などを育てています。
淡路島では、タマネギなどさまざまな農作物が生産され、日本全国に出荷されています。一方で見た目が悪いという理由で規格外野菜や規格外果物となったり、余剰に生産され買い手がいない規格外野菜など、農家が丹精込めて作り上げた野菜が廃棄されてしまう現実があります。
そこで、seaside hubは現代における環境問題解決のサポートや、廃棄されてしまう規格外野菜の販売を通して農家の収入につなげられないかと考え、2023年12月に淡路島産規格外野菜通販サービス「seaside grocery」を開始。
淡路島の地元農家から規格外野菜だけを言い値で買取り、規格外野菜だけを集めた「規格外野菜ボックス」をオンライン販売しています。
seaside hubは2024年3月~4月にクラウドファンディングサイト「For Good(フォーグッド) 」で「農家を救え!規格外野菜を販売するDX無人販売店を淡路島にオープン!!」プロジェクトを実施。
淡路島の西海岸に規格外野菜が購入出来る「完全無人」「完全キャッシュレス」「完全セルフレジ」を導入したDX(デジタルトランスフォーメーション)店舗を出店するプロジェクトに30人が賛同。目標金額200万円を達成することができました。2024年夏頃のオープンに向けて準備が進められています。