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ブルボンによると、同社は1923年(大正12年)9月1日に発災した関東大震災の影響で地方への菓子供給が途絶えたことから、当時、新潟県柏崎で和菓子屋を営んでいた吉田吉造氏が「地方での量産工場による菓子製造」を決意し、翌1924年(大正13年)、新潟県刈羽郡枇杷島村(現・柏崎市)に北日本製菓株式会社を設立。栄養価が高く保存ができるビスケットの製造を開始した。
1925年(大正14年)にはドロップを製造開始。1932年(昭和7年)にはチューインガムなど、1934年(昭和9年)には米菓、1948年(昭和23年)には育児食ビスケット、1949年(昭和24年)には味噌・醤油類とキャラメルと、戦前・戦中・戦後間もないころにも積極的な品種拡大を図り、事業規模を広げた。
「ブルボン」の商標は1963年(昭和38年)、高級感のある洋風菓子などにふさわしいブランド名として使い始め、1989年(平成元年)に社名を株式会社ブルボンに変更した。
創業100周年となる2024年現在は、「おいしさ、思いやり、いつもいっしょに。」をキャッチフレーズに、菓子商品に加えてミネラルウォーターなどの飲料、機能性食品やチルド商品などの食品、アイスクリームなどの冷菓に至るまで全温度帯で商品を提供している。また、「心と体の健康づくり」をテーマに、文化・芸術、スポーツなどの支援と次世代育成の活動にも取り組んでいる。
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創業100周年を迎えるにあたり制作した特別ロゴのデザインのモチーフは、ブルボンが設立当初から製造してきたビスケットと米菓の原料“麦と稲穂”が黄金色に実った“豊かさ”とこれまでの“感謝”。
麦が天に向かって凛と成長する「たくましさ」と、実るほどに穂が下がる水稲のような「謙虚な心」を、“未来への架け橋”であるブルーラインに乗せて「次の世代にも届けたい思い」を込めているという。
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ブルボン100周年記念スペシャルサイトでは、100周年に際してのメッセージや、ブルボンの歴史などを公開。
東京駅一番街「東京おかしランド」イベントスペースに3月17日(日)まで期間限定オープンしているアンテナショップ「アルフォートGO」の紹介、新潟駅直結ショッピングセンター「CoCoLo新潟」に2024年春オープン予定のコンセプトショップ「Un BOURBON(アン・ブルボン)」の紹介、仮想空間「ブルボンメタバース」の紹介も掲載している。
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インターネット上の仮想空間「ブルボンメタバース」は、ブルボンの世界観と立地する地元柏崎市の魅力を一体化した新たなコミュニティ空間。
「お菓子な森」「ブルボン本社」「宇宙空間」の3エリアで構成され、たくさんの楽しめる仕掛けが施されている。
構築を支援する大日本印刷(DNP)によると、「ブルボンメタバース」では、ブルボン100年の歩みを紹介する「ミュージアム」の設置や、未来のお菓子を考える「職業体験」を予定。
年間を通じて、「歴史を学ぶ」「今を感じる」「未来を思う」という三つの視点で、ブルボンの過去・現在・未来とその世界観を生活者・関連企業・社員と共有するさまざまな取り組みを展開する。
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各施策を通じ、100周年の感謝の気持ちを表すとともに、心と体の健康づくりを応援する多様な企画を通して、「ブルボンメタバース」の利用者が、ブルボンのお菓子への興味・関心をより深めることを目指すという。
◆ブルボン100周年記念スペシャルサイト
◆ブルボン公式サイト内の「ブルボンメタバース」入口