不安定な天気が続いて、なんだか気分がパッとしないことってありませんか?ジメジメな日でも気分を晴らしたいあなたにオススメなのが、瞑想(メディテーション)。



瞑想と聞くと、新興宗教の勧誘などが怪しげなイメージを持たれる方も居るかもしれませんが、ここ最近の科学的な研究でたくさんの効果があることがわかり、Google社やTwitter社、Intel社などの名だたる企業が社内研修に取り入れていたり、故・スティーブ・ジョブズやマドンナなど多くの著名人や会社経営者が、心身のバランスを整えるための方法として活用しています。



今回は簡単に5種類の瞑想法をご紹介します。

坐禅






自分の我や欲(=煩悩)を少しでも無くすための修行方法として、日本では誰もが知っている坐禅。日本の伝統的な坐禅は、海外では”Zazen”として知られています。



ただ単に、座ったままの状態で行う瞑想とは区別されます。足を組み座にし、背筋を真っ直ぐにして、目は半分開けたまま、視点を合わせずぼんやりと自分の前の床を見ます。そして、意識して呼吸を整えようとせず、へその下にある丹田に息が入り、出ていく様子をイメージしながら行います。



この座禅体験は下記の東京禅センターにかぎらず、いろいろな禅寺で平日夜や週末などで開催されています。ちょっと変わった場所で体験してみたいと思ったら是非チェックしてみてください。



【東京禅センターHP】

http://www.myoshin-zen-c.jp/event/event_taiken.htm

マインドフルネス瞑想


マインドフルネス瞑想にはたくさんの効果が科学的に認められていますが、ビジネス向けには集中力を高めるための脳のトレーニング方法の一つとも捉えられています。これには大抵の場合、いつもより呼吸を意識するという方法をとります。



瞑想で鍛えた脳は、瞑想後も長い間マインドフルな状態(=自分のまわりで起こっていることに、意識を完全に集中できている状態)でいられるようになっていきます。かつては脳細胞は死んでいくだけと言われましたが、脳科学の発展で筋肉を鍛えるように脳も鍛えることが出来るということが分かっています。面白いことに腸の状態など、身体の状態の影響も受けるのですが、これはまた別の機会にお伝えします。



マインドフルネス瞑想はいつでもどこでもやりやすく、普通の椅子に座って数分やるだけでも効果が認められている身近な良さがあります。具体的なやり方は以下の動画を、また習ってみたい方はマインドフルネスセンターのWEBサイトでイベントをチェックしてみてください。



※マインドフルネスについては、こちら(幸せになるためのメンタル習慣、「マインドフルネス」簡単実践法)もご覧ください。



【動画】

マインドフルネス瞑想  Yogalog

https://www.youtube.com/watch?v=2W2EvcXrb3A

10分間マインドフルネス実習

https://www.youtube.com/watch?v=n-wmQYE-uP8



【マインドフルネスセンターHP】

http://www.tokyo-mindfulness-center.jp/



【マインドフルネスセンター・イベント日程】

http://www.tokyo-mindfulness-center.jp/modules/reservation/index.php?content_id=1#nitei





ヴィパッサナー瞑想






ヴィパッサナーは、インドの最も古い瞑想法の1つで、「ものごとをありのままに見る」という意味を指します。この瞑想法は2500年以上も昔、インドで人間すべてに共通する病のための普遍的な治療法として指導されていました。釈迦が悟りを開いた瞑想法としても知られています。



他と異なるのは一定期間(10日など)外界とのコミュニケーションを一切断ち、自分の意識のみに集中する時間をもつことです。携帯電話なども全て禁止されます。日本では千葉や京都で、10日間の合宿が無料で体験出来ますが、10日という期間のせいか”本気”の人も多いようです。



以下にインドで実際に体験してきた方の記事をご紹介します。

【耐えられる?】10日間喋ったり、目を合わせたり、読み書きすることを禁止する瞑想「ヴィパッサナー」



実際に参加してみたくなったらこちらを

【ヴィパッサナー瞑想センターHP】

京都 http://www.bhanu.dhamma.org/4790.html?&L=12

千葉 http://www.adicca.dhamma.org/1124.html?&L=12



【動画】

https://www.youtube.com/watch?v=vz760KtTnz8

TM瞑想法


TMとは、Transcendental Meditationの略で、日本では超越瞑想と訳されています。1日2回、15から20分間座りながら目を閉じて、頭の中で同じフレーズ(マントラ)を繰り返しながら行います。宗教にとらわれていないことや、場所を問わないことから、アメリカの学校でも取り入られるなど、幅広く用いられ、その効果は科学的にも注目されています。初心者にもオススメの瞑想法です。



【マハリシ総合教育研究所HP】※サイト内の表現はやや過剰と感じる方もいらっしゃるかもしれませんのでご注意ください。

http://www.maharishi.co.jp/course/tm/index.html

イメージ瞑想




ある特定のイメージに集中しながら行う瞑想法です。滝の前や森の中にいる様子をイメージするものから、色のついた空気が呼吸によって、体内に入っていく状況をイメージしたり、自分が成功した場面を思い浮かべるものまで、幅広く存在します。ビジネスで成功している人や、スポーツ選手などの間で、イメージトレーニングとして広く取り入れられています。



いかがでしたでしょうか?

お家でするも良し、イベントに出かけるも良し。TOP画像のように旅先でするのも気持ち良さそうですよね。夏に向けて瞑想をして、心とカラダを充電しませんか?


情報提供元: HAPPY W