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モビリティ、ギア、体験の3つを軸に大自然と共生しながらサステナブルな社会の実現を目指す「LEXUS OVERTRAIL PROJECT」。その理念に共鳴した「スノーピーク」とともに合同出展ブースを展開したレクサス。
GX550などの新たなアウトドア体験へと誘うオフローダーを中心にOVERTRAILコンセプトの車両を披露。スノーピークがはじめて製作したというアウトドアトレーラーは、新たなフィールドスタイルの提案ということで、クルマ好きだけではなく外遊び好きからも注目を集めていた。
秋の正式発売前に100台限定の先行抽選販売を行なったGX550 OVERTRAIL+を、老舗四駆パーツメーカーのジャオスがカスタムした1台。バンパーガードやドアプロテクターなど、タフなフィールドを走り切るワイルドなパーツを装着。ルーフラックやサイドステップなども参考出展されているアイテムたちも、反応次第では市販化される可能性も高い。
GX550の後ろに連結されているのは、スノーピークのフィールドトレーラー。ルーフトップテントをトレーラー上部に備え、設営撤収が短時間で行えるので、フィールドでの自由な時間を最大限に確保。テントを収納すれば、牽引免許の必要のないコンパクトサイズも魅力。
オーバートレイルの世界観を体現した市販車となるOVERTRAILパッケージ。専用ボディカラーのムーンデザートにスピンドルグリルやホイールといったパーツをブラックで統一し、インテリアもアウトドアをイメージしたモノリス色でコーディネート。
オトナ2人のロースタイルミニマルテント、ゼイズ Pro.は極力ムダを省きながらもドアとして機能するパネルを4方向に備え、アクセスのよさを確保。軽量で強度も備えたリップストップを採用。
RZ450eをベースに外部給電機能などバッテリーEVの特性を活かし、アウトドアライフの拡張を目指したコンセプトモデル。スマホの充電から冷蔵庫、ヒーターやサーキュレーターなど季節に合わせた家電製品を使用した快適なキャンプ体験を提案。ヒッチメンバーに取り付けられたサイクルキャリアには、ハイパワーの電動MTBを積載し、よりダイナミックに自然を堪能できるように。
水素エンジンを搭載する四輪バギー。カーボンニュートラルにとことんこだわり、環境負担軽減のため、使用済み資源でまた同じ製品をつくる水平リサイクルを考えた実証実験も行われている。
「本物の冒険を愛する人々へ」をコンセプトに、最新ラングラーを中心に3つのスタイルを提案。自転車、キャンプ、SUPとそれぞれのアクティビティをテーマにA&Fのハイパフォーマンスなギアがチョイスされていた。
タフなイメージはそのままに、より洗練されたラングラーとの親和性は想像以上のマッチング。ともに地球を遊び場にするプロフェッショナルだけに、拠点となるベースの設置からフィールドに移動するプロセスまで楽しみを感じることができる世界観をつくりあげていた。
「FAMOUS FOR FREEDOM」をテーマに更なる進化を遂げたラングラーのフラッグシップモデル。大幅にアップグレードされたオフロード性能は、アメリカの過酷なルビコントレイルを走破するために鍛え上げられたもの。ヘヴィユースでタフなギアを数多くラインナップし、良いものを長く愛用することを基本コンセプトにするA&Fとの親和性の高いコラボレーションの魅力を最大限に発揮。
ジープ車で先駆けてプラグインハイブリットを搭載したミドルクラスSUV。環境に配慮しながらもハイパフォーマンスを発揮するパワーユニットは、ジープが目指す次世代のスタイルを表現する。
ベースキャンプに最適なサバティカルのテント、レギュラーラインではないタクティカル仕様のヒルバーグのアトラス、ロッキーマウンテン バイシクルズのMTB、タフなクーラーボックスの代名詞イエティなど、ルックス面だけではなく優れた耐久性や利便性をメインにチョイスされたアイテムをラインナップ。アウトドアとライフスタイルを結びつけたA&Fならではの審美眼が際立つブースとなった。
高い走破性能はそのままに、より快適さを持ち合わせたディフェンダーは、世界で初めてドーム型テントを製作したモステントとコラボレーション。ディフェンダーはロングボディの130をタフな仕様にドレスアップ。5人乗り「OUTBOUND」をベースに、ルーフキャリアやサイドギアマウント、ラダーを装着。3列目の窓をパネルで覆うことで、さらにアクティブなスタイリングを強調し、シュノーケルまで装着する本格派のアウトドアスタイルだ。
キャンプギアとしてMoMAに唯一永久展示されているテントやラグジュアリーな装備が満載のトレーラーハウスとの組み合わせで、オトナなアウトドアスタイルを演出していた。
創業者であるビル・モスが作り上げたテントは、他に類を見ないシルエットや曲線美。キャンパーを魅了するそのデザインを継承し、現在は日本で製造されている。
モスのデザインコンセプトを取り入れた大型のトレーラーハウス。ルーフトップへは車内にある階段で上がれる仕様となっている。落ち着いた木目調のベースとした内装家具をはじめ、インテリアは温かみのある質感を味わえる仕上がりに。キッチンやシャワーなどの水回りも完備。もちろん牽引での移動が可能なので、家ごと全国各地を旅することができる。
デリカやトライトンなど、フィールドに出かけたくなる車両を展開する三菱自動車は、デリカミニで特別オプション車を販売したコールマンとコラボレーション。クーラーボックスなどのライトに使えるキャンプギアから、本格派キャンパーも納得のスペックを誇るテントまで、クルマをアウトドアギアのひとつとして使い込むスタイルが注目の的。
中央に展示されたデリカD:5は、2023年の冬に発売された特別仕様車CHAMONIXをベースに、雪道などの悪路を力強く走り抜けるスタイリングにカスタマイズ。ルーフに装着したフォグランプは夜間のオフロード走行をサポート。大型のフラットキャリアはアクティビティギアをしっかりと積載するスペースを確保。
汚れを気にせずアウトドアギアを詰め込める大きな荷台を持つトライトンは、フィールドで大活躍間違いなし。兄貴分のD:5と同じスタイルをまとったデリカミニは、サーフィンなどのマリンスポーツを楽しむ仕様に仕上げられていた。
コールマンは、ハイエンドモデルのマスターシリーズ20周年を記念したテントが会場で初披露。コールマンのアイコンとも言えるスチールベルトクーラーも今年で70周年ということで、アメリカの象徴とも言えるホワイトハウスから着想を得た限定モデルを発売。
まだまだある「車 × アウトドの世界」は、第2弾にて!!
Photo/Fumihiko Ikemoto Report & Text/Tatsunori Takanashi
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