まだまだ暑さが厳しいですが、ファッションシーンは早くも2023AWに突入し、新作アイテムが続々と入荷しはじめている様子。今回は、流行に敏感な人気セレクトショップが提案する、見た目も機能も抜かりなし! なボクら好みの最新秋冬コーデをいち早くお届けします。

Vol.1はこちら。

人気ショップに聞いた、秋の着こなし調査。vol.1

【OSHMAN’S】トレンド感のあるシルエットと色合いが魅力のクラシックなアウトドアコーデ。

アクティブシーンを幅広くサポートするセレクトショップ、オッシュマンズ。毎シーズンさまざまなコラボアイテムを提案するなか、今秋もグラミチやコロンビア、ナンガ、ワイルドシングス、ダナーなど、人気ブランドの別注ウエアを豊富に展開。

〈オッシュマンズ 新宿店〉
・東京都新宿区新宿3-37-1 Flags 6F
・tel:03-3353-0584
・open:11:00~21:00 不定休
www.oshmans-online.jp/shop/default.aspx

黒岩永吉/ショップスタッフ

黒岩永吉/ショップスタッフ 日常でアウトドアウエアをカジュアルに着こなす、オッシュマンズ新宿店のスタッフ。幼少期からスキー競技を嗜み、現在でも冬は 雪山へ。「最近は、野外フェスにもハマっているので、秋はフェスも楽しみたいです」。クラシックレトロエックスべスト ¥24200/パタゴニア、ミラーズクレストLSグラフィックTシャツ ¥6930/コロンビア×オッシュマンズ、10ウェールズコーデュロイワイドテーパードパンツ ¥16500/グラミチ×オッシュマンズ、ブーツ:BS500 ¥26400/ブランドストーン

「今回の着こなしは、ちょっとクラシックなアウトドアコーデだけど、トレンド感のあるシルエットと季節感を意識したカラーリングがポイント。足元は撥水性のあるブーツなので、キャンプも楽しめます」。

また、今季も秋から冬にかけてキャンプやトレッキングのイべント、ヨガのスクールを定期的に開催していく予定。「ファッションだけでなく、いろんな外遊びやアクティビティを体験できるので、ぜひ遊びに来てください」。

RECOMMENDED POINTS

デイリーで着まわせるコロンビアのL/S Tシャツは、バックプリントと袖の刺しゅうのカラーリングを変えたオッシュマンズ別注。今秋の限定リリースとなる。
定番のグラミチ別注コーデュロイパンツがリニューアル。畝が少し細くなり、シルエットもテーパードをより強めに。ロールアップしてもスマートな印象。

【NEPENTHES】テンカラ釣りのアイテムを日常着に取り入れた独自のアクティブコーデ。

ニードルズを中心に、エンジニアドガーメンツやサウス2ウエスト8の最新アイテムも揃うネペンテス。「今秋、エンジニアドガーメンツはクラシックアウトドアをテーマに掲げています。サウス2ウエスト8の釣り系アイテムとも相性がいいので、組み合わせてコーディネートを楽しんでいただきたいです」。

〈ネペンテストウキョウ〉
・東京都渋谷区神宮前5-44-1
・tel:03-3400-7227
・open:11:00~20:00 無休
https://nepenthes.co.jp

圓若 創/PR

圓若 創/PR ネペンテス大阪店の店長を経て、PRチームに所属。プライべートでは、テンカラ釣りを楽しみ、北海道まで遠征することも。「釣 行を兼ねたトレッキングも好きなので、今秋は上高地で山の紅葉を満喫したいです」。ネペンテス流アーバン釣りコーデ。テンカラ トラウトパーカ ¥56100、ストリングCSパンツ ¥25300/ともにサウス2ウエスト8、クラシックシャツ ¥34100、パケットハット ¥16500/ともにエンジニアドガーメンツ、シューズ:ミカエルマルシェ ¥84700/パラブーツ×エンジニアドガーメンツ

そんな着こなしの主役アイテムは、サウス2ウエスト8のテンカラ仕様のジャケット。「釣り用のギミックが多いけど、日常でも違和感なく着用できるデザインなので、釣りをしないヒトにもオススメです」。

そしてネペンテスは博多店が10周年を迎えるため、タコマフジレコードとの周年記念コラボTシャツを用意。10周年にかけて、10色展開となっている。

RECOMMENDED POINTS

テンカラトラウトパーカは、袖がコンバーチブル仕様なので、釣りべストとしても着用可能。表地はクラシックな60/40ナイロン、裏地はフルメッシュに。
サウス2ウエスト8の定番パンツの新色モデル。ポリエステルジャカード生地でロゴを表現し、ジップポケットと大容量ポケットを両サイドに備えている。

【JOURNAL STANDARD】JSの原点となるアメカジカルチャーをいまのキブンに合わせたスタイルで表現。

今秋は“スローテック”と“ユースブレンド”を2大テーマに掲げるジャーナル スタンダード。どちらのスタイルも、デニムやレザーなどの定番素材を取り入れながらも、オリジナリティにあふれた着こなしを提案している。

〈ジャーナル スタンダード 表参道〉
・東京都渋谷区神宮前6-7-1
・tel:03-6418-7961
・open:11:00~20:00 不定休
baycrews.jp/brand/detail/journalstandard

玉木悠斗/プレス

玉木悠斗/プレス ジャーナルスタンダードのプレスとして5年目に突入。プライべートでは、“アフターべースボール”をコンセプトに、野球にまつわる活動を展開。アイテムもリリースしている。「今秋は農業に挑戦したいです」。
風合いのあるアイテムで揃えたカジュアルコーデは、古着ミックスに見えるが、すべて新作ばかり。ジャガードジップブルゾン ¥11000/ジャーナルスタンダード、デニムパンツ ¥15400/リーバイス×ジャーナルスタンダード、2WAYトートバッグ ¥39600/ビリンガム×ジャーナル スタンダード

「30年近く続くオリジナルブランドの原点回帰に近いけど、当時の雰囲気を活かしつつも、いまのキブンを取り入れることで、往年のアメカジとは違うスタイルに仕上げています」。表参道店では、店内2Fスペースを活用したイベントもコロナを経て再始動。

ポップアップストア以外にも、フリードリンクのパーティーなども企画している。「秋には芸人やYouTuberとのコラボレーションなど、いままでにないユニークな取り組みにも挑戦していきます」。

RECOMMENDED POINTS

ビリンガムとコラボしたレザーのトートバッグは、ショルダーストラップも付いているため、斜め掛けも可能。自転車に乗るときなど、多用途で使える優れモノ。
リーバイス®のマスターピース、501®の150周年を 記念した別注モデル。ウォッシュ加工を施した生地 やホワイトのステッチなど、細部にこだわりが満載。

【BEAVER】機能素材のアイテムを取り入れながらワントーンでスマートにスタイリング。

マナスタッシュやCMFなど、洗練されたアウトドアウエアが揃うビーバー。昨年より、エクスクルーシブなブランド、ビーオムニボーを取り扱うなど、新たな展開も見せている。

〈ビーバー 上野店〉
・東京都台東区上野6-10-16
・tel:03-3834-4747
・open:10:00~20:00
www.us-onlinestore.com/Beaver

大崎七央/ショップスタッフ

大崎七央/ショップスタッフ ビーバー一筋で、20年近く店頭に立つべテランスタッフ。現在は、大阪と東京の店舗を行き来している。プライべートではキャンプを満喫している。「この秋は、アウトドアパパとしてファミキャンも楽しみます」。別注PDシャツナイロン ¥28600/CMFア ウトドアガーメンツ×ビーバー、ポケット Tシャツ ¥9240/グッドウェア、STXワイドパンツ ¥30800/エフシーイー、シューズ:レストアTC ¥17600/ホカ、ストラップ ¥4400/トポロジー、バックパック:バマー ¥19800/トレイルバム

そんななか今秋は、ブラックのワントーンでまとめたアーバンな着こなしに注目。「今まではクレイジーカラーのアイテムが多かったけど、今季は全体的に落ち着いた色合いの機能美ウエアが中心。それらを街中でスマートに着用するスタイルを提案しています」。

冬に向け、恒例となるナンガやワイルドシングスとの別注アウターも企画しているが、そちらもトレンドを意識したシルエットとシンプルなカラーリングが基本になるとか。「デイリーで愛用できるベーシックな防寒アイテムを揃えています」。

RECOMMENDED POINTS

UL系ブランド、トレイルバムの定番バックパック、バマー。日常でも使えるミニマルなデザインで、格子状のスペクトラ生地がほどよいアクセントに。
CMFアウトドアガーメントの別注シャツは、速乾性と防風性を備えた機能素材を採用することで夏から秋まで対応する万能アイテム。カラーはブラックのみ。

【SHIPS】ベーシックなアウトドアアイテムをアーバンなシルエットや配色で別注。

今季は“ヘヴィデューティ”をキーワードに掲げ、創業当時の70年代 のアイテムに注目するシップス。アウトドアスタイルでは、ゴアテックス素材に再注目し、当時の雰囲気に機能素材をかけ合わせた、クラシックかつテクニカルなアイテムをリリースしている。

〈シップス 渋谷店〉
・東京都渋谷区神南1-18-1 神南1丁目ビル1-4F
・tel:03-3496-0481
・open:11:00~20:00 無休
www.shipsltd.co.jp/

蒲生龍之介/プレス

蒲生龍之介/プレス シップスのメンズカテゴリー全般のPRを担当。今春に大阪から上京したばかりなので、休日は都内散策が日課。「やっと東京の生活に慣れてきたので、秋からはキャンプなどの外遊びも楽しんでいきたいです」。ベーシックなアウトドアウエアを、上品かつアーバンに着こなしたスタイル。バッグも含め、ネイビー系のカラーリングで統一した。エムジャケット ¥49500/マーモット×シップス、キャップ ¥8470/ホホ ココ、シューズ:モアブ3 ¥22000/メレル×シップス、トートバッグ¥17930/カーン

「着用しているマーモットやメレルの別注プロダクトは、今季のシップスが提案するアクティブスタイルを象徴するアイテム。フィールド対応の機能素材やギミックはそのままに、シップスらしいアーバンなデザインをカラーリングで表現しました」。冬に向けて、ヘヴィデューティな機能美アウターも続々と登場予定。「街でもアウトドアでも使えるダウンやフリースも入荷するので、ぜひチェックしてみてください」。

RECOMMENDED POINTS

マーモットとコラボしたゴアテックス製のジャケッ ト。シルエットやサイズ、細部のギミックまでこだ わったエクスクルーシブな一着となっている。
メレルと初コラボとなるトレッキングシューズは、 美しいネイビーカラーが魅力。アッパーにリアルスエードを採用し、ハイエンドな着こなしにも対応。

見どころ満載のショップスタッフの秋コーデ、後日vol.3もアップするのでお楽しみに!

Photo/Taizo Shukuri, Takuma Utoo, Yuma Yoshitsugu
Report &Text/Masatsugu Kuwabara

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情報提供元: GO OUT
記事名:「 人気ショップに聞いた、秋の着こなし調査。vol.2