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日本のキャンプメーカーの雄、〈スノーピーク〉でイベントプロモーションを務めているため、必然的にキャンプする回数が増えるという高梨さん。プライベートと仕事の両シーンで活躍するとあり、使用頻度が高くなりがちな道具に求めることはタフな設計であること。あくまでハードに使えることが第一条件で、軽量性や機能性は二の次のようだ。
「とにかくデカくて、重くて、頑丈なギアに惹かれます。キャンプサイトに広げた道具たちのシルエットを見ながら、酒を呑むのが至福のひと時なんです」と重量級キャンプギアの造形美が酒のつまみになっている様子。一方で日本酒を楽しめる小物アイテムもしっかりとセレクトして、大自然の中で至高の一杯を楽しむ準備は万全だ。
現在では廃盤となってしまった〈スノーピーク〉の2016年モデル。“宙に浮くテント”という新たな提案は、今でも目新しくトリッキーな発想。「テントフレーム、インナーウォール、メッシュパネルやベンチレーションまで備えている尖った製品です。心地よい浮遊感があって快適なので、所有しているテントの中で1番出番が多いかもしれません」。
赤いキャップにホワイト×ブルーのボディ。スタイリッシュな雰囲気を醸している燃料ボトルは、残念ながら終売した品。「配色とデザインが好みなので、何本かストックしています。燃料ボトルはこれに統一するのがマイルール」。
50年以上前にデザインされたという直火式のエスプレッソ・カプチーノメーカー。本格的なスチームノズルが搭載されており、カフェラテも楽しむことができる。「キャンプの朝には濃いエスプレッソを抽出して、目を覚まします」。
メインランタンとして申し分ない光量を放つ、今ではなかなかお目にかかれないレアギア。「国産メーカーのガソリンランタンは希少だと思います。〈スノーピーク〉オリジナルの縦長のマントルがサイト全体を明るく照らしてくれます」。
英国製、ヴィンテージのケロシンヒーター。暖房器とランタン、2つの役割を同時にこなす便利なアイテム。熱伝導のよい銅製リフレクターが前面に集光集熱する。「スチールマントルの優しい明かりを足元から感じられます」。
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The post ギアホリックたちの、フェイバリットギア。#3(Snow Peak プロモーション課 シニアマネージャー 高梨翔さん) first appeared on GO OUT.