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2022年に世界自然遺産に登録された奄美大島。国内では佐渡島に次ぐ2番目に大きな離島ながら、その大部分は森林のままで、貴重な原生林も多く残されている。
そんな自然豊かな土壌から発信されるブランドdevadurga(デヴァドゥルガ)は、1300年の歴史を誇る島の伝統工芸“泥染め”を取り入れた、独自のアイテムを展開している。
もちろん、それだけなら観光地の道の駅にあるスーベニアグッズと大差ない。
デヴァドゥルガは、そこに洗練されたデザイン性とアウトドアウエアの機能美を融合させることで、日常や外遊びで活躍するファッションアイテムへと昇華させた。
さらにサステナブルな視点にもイチ早く注目し、環境に配慮した素材を厳選。泥染めは防虫や防臭効果もあるが、化学薬品を使用しないというメリットもある。
今ではアウトドアやファッションのシーンでは定着したスタンスだが、ブランドが設立された2010年当初は、まだ珍しい存在だった。
設立当時はブランドの拠点は東京の代々木上原にあったが、2014年に代表兼デザイナーの島崎さんが、故郷である奄美大島にUターンすると同時に本拠地も移転。
島の中心部に旗艦店の「グナクリブ」を構え、キャンプフェスのイベントを定期開催するなど、島全体を盛り上げる活動にも力を入れてきた。
そして現在は、世界遺産の認定と共に新設されたばかりの島のランドマーク施設に、セレクトショップ「フラット」もオープン。
伝統工芸×アウトドアというコンセプトを、より多角的なスタイルで国内外に発信している。
「来島された方に、デヴァドゥルガのアイテムに触れてもらえるような、島密着型のスタイルで動いています。セレクトショップでは、自社ブランドはもちろん、環境に配慮したアイテムも用意して、奄美大島の魅力を伝えていきたいですね」。
そう語るのは、代表の島崎さん。世界遺産の自然環境を求め、海外からの観光客が増加している昨今。伝統文化とサステナブルを意識したデヴァドゥルガのアイテムは、アジアや欧米でも話題になりつつある。
そんななか、今季のラインナップは、定番の“泥染め”と共に、海に囲まれた離島ならではのグラフィックを採用するなど、島全体をコンセプトにしたプロダクトが揃う。
特に泥染めのアイテムは、ナチュラルな風合いで通気性に優れたウエアが多く、これからの季節で活躍するものばかり。夏の外遊びを快適に楽しむなら、1着は持っていたい。
そこで、ディバドルガの新作アイテムから、自然を身近に感じられる清涼プロダクトを厳選ピックアップ。
しかも気になったアイテムはGO OUT Onlineで即入手可能! 早速、夏の外遊びの即戦力を手に入れてみては?
EARTH PULLOVER SHIRT 各¥20900
アースシリーズの定番アイテム、プルオーバーシャツは、ダブルガーゼ素材を単色染めした、独自の表情が魅力。
ソフトな肌触りで通気性にも優れているため、汗をかいても快適な着心地が続く。
手作業で染められたナチュラルな色合いも魅力で、着込むことで染色が経年変化していくため、どんどん風合いが増していく。
LINE PULLOVER SHIRT ¥22000
同じくガーゼ素材のプルオーバーシャツながら、こちらはテーチ木と藍染で表現したライン柄がアクセントに。
和テイストながら、どこかオリエンタルな雰囲気を漂わせたルックスは、夏のリゾートコーデにもマッチする。
単体で見るとインパクトあるが、シンプルなパンツと合わせると、ほどよい存在感に。
PK WIDE SHIRT ¥20900
南国ムードを漂わせたオープンカラーシャツは、泥染と愛染で仕上げた4つのポケットがオリジナリティを主張。
脇部分のポケットは容量もあるため、ワンマイルの散歩やキャンプでサコッシュやポーチを用意する必要もなし。
ゆったりしたシルエットなので、外遊びでもカジュアルな着こなしを楽しみたい。
EMPHASIS PULLOVER PARKER 各¥15400
ベーシックなプルオーバーパーカのフロントに、先染した大判バンダナをセット。その中心にはブランドロゴも入っている。
バンダナな1枚ずつ手作業で染められているため個体差があり、一点モノのように色見が異なるのもポイント。
高原や山のキャンプは、夏でも朝晩は冷え込むことがあるので、こうしたライトアウターが一着あると重宝する。
NATURAL MONUMENT 各¥4950
真夏の主役アイテムのTシャツも要注目。こちらは奄美大島に生息する天然記念生物のシルエットを、ワンポイントで刺繍したシリーズ。
ボディカラーによって異なり、ホワイトはアマミノクロウサギ、グレーはアマミイシカワガエル、ブラックルリカケスとなっている。
クリーンなルックスで合わせるアイテムも選ばないため、色違いで揃えておけばデイリーで愛用できる、
HARJIN TEE ¥4950
奄美大島ではハージンという名前で親しまれている高級魚、スジアラをプナ元にプリントしたTシャツ。
ワンポイントながら絶妙なサイズ感のため、着用すると胸元で大きな存在感を発揮してくれる。
釣りや海水浴など、海に行くタイミングで着用していくと話題性も抜群。魚好きにさりげなくアピールしよう。
EBI CAP 各¥3850
最後の厳選アイテムは、奄美大島の海底に生息する“カノコイセエビ”をモチーフにした刺繍キャップ。
クラシックな6パネル仕様で、ウォッシュ加工が施されたボディは、ほどよい風合いが出ている。
なによりもありそうでなかった刺繍が最大の魅力。海釣りのスポットや水族館に被っていくと、人気者になれるかも?
GO OUT Onlineでは、今回紹介したアイテム以外にも、デヴァドゥルガの最新プロダクトが揃っているのでチェックしてみよう。
もちろん、他にも日常から外遊びまで対応する機能美ウエアや、アウトドア系のギアなども豊富に展開している。
洗練されたスタイルでアウトドアを楽しみたい人や、デイリーで使えるアクティブ系のウエアを探しているなら、お気に入りのアイテムがきっと見つかるはず!
(問)デヴァドゥルガ tel:0997-69-4800 devadurga-store.com
The post 伝統工芸×アウトドアのフロンティア。世界遺産の島から発信されるブランド「デヴァドゥルガ」の魅力とは? first appeared on GO OUT.