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様々なアーティストたちにもカバーされてもいる井上陽水の楽曲たち。さらに井上陽水のヒット曲は誰もが耳にしたことある名曲ばかり。独特な陽水の世界の歌詞は、令和の若者たちにも刺さります。ぜひ世代を超えて歌いたい5曲。
1993(平成5)年発売のシングルで、浅野温子・織田裕二主演のテレビドラマ「素晴らしきかな人生」の主題歌に起用され、ヒットとなった作品です。ノリの良いテンポの中に、陽水独自の表現が散りばめられ、一貫して気怠さ漂う歌声も印象的です。気楽に唄いながらも盛り上がれる曲として重宝される一曲です。
1982(昭和57)年発売のシングル「リバーサイド ホテル」は、フジテレビ系ドラマ「ニューヨーク恋物語」の主題歌に起用された1988(昭和63)年に再発されヒット曲となりました。曲中に「ホテルはリバーサイド 川沿いリバーサイド」という歌詞が登場し、川沿いもリバーサイドも同じ意味だと茶化す向きもありますが、言葉の響きの良さを重視する井上陽水らしい表現です。80年代を知る人と一緒にカラオケに行ったら、スローテンポな曲としてレパートリーに入れておきたい名曲です。
「少年時代」は、1990(平成2)年発売のシングルで、中学・高校の音楽の教科書にも何度も掲載されています。同名映画の主題歌です。映画の原作の藤子不二雄Ⓐより直接依頼があり、井上陽水が制作しました。この曲は、発売当初こそ大きなヒットではありませんでしたが、翌年ソニー・ハンディカムのCMに起用され、井上陽水最大のヒット曲となりました。歌詞に登場する「風あざみ」「宵かがり」などの表現は、実際に存在しない造語です。言葉の響きの良さと少年時代の夏の思い出を感じさせる穏やかな曲調が相まって、しっとりと歌い上げたい時におすすめな1曲です。
「東へ西へ」は井上陽水の楽曲で、1972年(昭和47年)にリリースされました。アルバム「陽水II センチメンタル」に収録されています。歌詞は日常生活の一コマと人間の感情を描いています。「ガンバレ」という言葉が繰り返され、人々に向けた励ましと共感のメッセージを込めています。この曲は、本木雅弘らがカバー曲を発表しています。
1984年(昭和59)年発売のシングルで、9年ぶりに週間売上ベストテン入りを果たすヒットとなった「いっそセレナーデ」。全体的にスローテンポで落ち着いた雰囲気で、歌詞は遠い過去の恋愛を懐かしむ情景を描いています。カラオケでは、出だしの「あまい口づけ 遠い想い出」で、一気に周囲を惹きつけるのがポイントです。声に自信のある人はぜひ歌ってほしい1曲です。