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カラオケに行けば、好きな人が1人はいると思えるほど支持の厚いB’z。ノリのよいロックチューンだけでなく、心を揺さぶるバラードもその魅力です。そこで今回は、カラオケで歌いたいしっとり系のラブソングを集めました。B’zの甘く切ないメロディと感動的な歌詞は、ファンならずとも必聴の5曲です。
「今夜月の見える丘に」はB’zの2000年(平成12年)にリリースされたシングル。第15回日本ゴールドディスク大賞でソング・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。であり、MVはロサンゼルスのパサディナにある教会で撮影されました。また、この楽曲はB’zのアルバム「ELEVEN」にも収録され、いくつかのライブイベントで特別なアレンジメントで演奏されています。
1998年(平成10年)リリースのシングル「HOME」は、オリコンチャートで21作連続の初登場1位を記録し、商業的にも成功を収めています。歌詞のテーマは「自分の中のよりどころ、ゆるぎないもの」であり、アコーディオンをフィーチャーしたイントロは、パリの地下鉄駅での体験からインスピレーションを受けています。MVは香港で撮影されました。シングルとしてのリリースに加えて、後のベストアルバムにも収録されている人気曲です。
1991年(平成3年)にリリースされたB’zの9作目のシングル「ALONE」は、5thアルバム「IN THE LIFE」からの先行シングルで、関西テレビ・フジテレビ系ドラマ「ホテルウーマン」の主題歌にも採用されました。オリコンで初のミリオンセラーとなり、2週連続で1位を獲得し、その年のCDセールスで日本一の成績を収めました。さらに、このシングルからB’zのロゴマークが新しくなり、松本は「ロックバンドにありがちなメジャーなバラード」として作曲を意識し、稲葉も「自分がやってみたかったタイプの曲」と述べました。GLAYのTAKUROもこの曲を思い出の一つに挙げており、比較的キーが高くなく、ミドルテンポなバラード曲であり、歌いやすい曲とされています。
「いつかのメリークリスマス」は、1992年(平成4年)にリリースされたミニアルバム「FRIENDS」で初音源化された曲です。シングルカットされていないにもかかわらず、この曲はB’zのバラードの中でも特に評価が高く、クリスマスソングとしても定番となっています。稲葉浩志は「これほどまでに皆に愛されるとは想像できなかった」とコメントしています。バラード曲ながら、クリスマスシーズンになると、カラオケのリモコンの履歴に必ずといっていいほど見かける名曲です。
「Calling」は、B’zの22作目のシングルとして1997年(平成9年)にリリースされた楽曲です。この曲はテレビ朝日系のドラマ「ガラスの仮面」のテーマソングとして使用されました。B’zらしい聴かせるバラードになっているのが特徴です。歌詞は、遠く離れていても互いにつながっている感覚を表現しています。遠隔地にいる大切な人への思いが力強く歌われており、物理的な距離を超えた心の結びつきを感じさせます。