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2024年12月、電気自動車(EV)の販売が過去最高を記録しました。主要15カ国での販売台数は180.5万台に達し、前年同月比で26%増、前月比でも3.4%の増加を見せ、12月の電気自動車シェアは29.4%となりました。これは4カ月連続で過去最高を更新したことを示します。2024年通年の販売台数は、前年比26.8%増の1,522.9万台に至り、自動車全体の販売に占めるシェアは24.2%に達しました。中国市場がこの成長を牽引しており、特にBEVとPHVの販売が大きく増加しています。また、ノルウェーやスウェーデンなど北欧諸国では、政府の政策や充実したインフラによりEVの普及が進んでいます。
メーカー別では、首位のBYDが46.9万台を売上げましたが前月比で減少、次いでTeslaが17.1万台で2位に浮上しました。Geelyは14.3万台を販売し、成長が顕著です。競争が激化する中、各社は異なる市場ニーズに応えた戦略を展開しています。
今後の市場展望として、バッテリー技術や価格競争がますます重要になることが予測されています。充電インフラの整備や環境政策の変更などの課題もありますが、これらを克服することでさらなる普及が期待されます。電気自動車の進化と市場の成長を注視する必要があります。詳しくは「マークラインズ株式会社」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部小松