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スクワットは大腿四頭筋のほか、大殿筋、ハムストリングス、ふくらはぎなどを効果的に鍛える筋トレメニュー。全身の筋肉の60%を占める下半身の強化は、そのまま全身の筋肉量アップに直結します。
吉川メソッドのスクワットの足幅は肩幅くらいか、やや広いくらい。つま先とひざはやや外側に開きます。お尻を後ろに突き出して、そのぶん重心をとるために体を前傾させ、両手をまっすぐ前に出したらスタートポジションです。
吉川メソッドのスクワットのポイントは、スタートポジションからすでにひざを少し曲げて、太ももに負荷がかかった状態にしておくこと。この姿勢から、腰かけるようにお尻を落とします。
太ももと床が平行になるところまで腰を落としたら2カウント。足裏全体で体を押し上げるようにして、スタートポジションに戻ります。このときも、太ももの負荷がかかった状態にするため、足は伸ばしきりません。
吉川メソッドのスクワットでは、上半身は一定姿勢です。上体が前後に動いたり、両手が上下したりしないように注意しましょう。脚力だけで体を上下させるのです。10回×3セットを目安にしてください。
また、スタートポジションでひざが前に出すぎると、ひざに負担がかかって危険。しゃがむときも後ろに腰かけるイメージで、ひざがつま先より前に出ないように気をつけます。